いわゆる寒冷地では、アーバンライフからは想像もできないようなハプニングが起こる。

特に田舎暮らしを考えている方には是非とも読んでいただきたい田舎暮らし(寒冷地)のリアルをお届け〜!

 

フリーズ(freeze)・・・英語では「止まれ!」という意味。

主に拳銃を手にした強盗なんぞが使うので、できればその場には居合わせたくないよね?

もし運悪く遭遇してしまったら?

すみやかに動きを止め氷結しよう。

それしか手は無い。

 

また「 PC用語」としてのフリーズは、利用中のアプリやコンピュータが停止したり動作しなくなったりして、泣いても笑っても脅したりすかしたりしても、入力が到底不可能になった絶望的状態をさす。

もっとも再起動でなんとかなる場合もある。

 

そして、寒冷地では・・・文字通り「フリーズ」するのである。

特に

つまり、水道管が、というか水道管の中の水が、凍って膨張して爆発する。

フツー、水って爆発しないじゃん?

ところがどっこい、寒冷地では爆発しちゃうんだな、これが。

 

PCではなく洗濯機(の排水パイプ)も「フリーズ」しちゃう。凍っているから排水できない。

排水できないから洗濯もできない。

時間の経過と共に洗濯槽の衣類は徐々にシャリシャリしたシャーベットみたいになってくるではないか。

 

ヤバい!

慌ててドライヤーの温風を当ててみたり、ストーブで温めてみたりする。

化石燃料をさんざん使い、丸々一日温めてようやく洗濯出来るようになったりする。

 

フツーに。

 

ついでに頭脳も「フリーズ」して、動きが鈍くなる。

メモリ不足のPCのように・・・。

あ、それは私だけか?

 

こんな話を聞いた。11月に水道の水が凍るのを避けるため、蛇口から水をチョロチョロと出したまま東京へ戻った別荘のオーナー氏。

12月にクリスマスとお正月を別荘で過ごすべくルンルン気分で来てみたら・・・

家の中がオール電化ならぬオールスケートリンク化していたという。

 

そうなんです。

皆さまご存知のように「」は0度以下になると「液体」から「固体」へ変化するから。

そして、水素結合によって体積が増える(^ ^);

そーいう事になっている。

 

ざっと39億年前あたりから。

ナショナル・ジオグラフィックによれば46億年前あたりから。

 

フリーズするのはなにも水道管や洗濯機だけではない。

当然、道も凍るので滑りやすいことこの上なし。

なので、重心は下に、下に、とにかく下に、いつ滑ってもいいような体勢で歩くべし。

ハイヒールとは潔く決別しよう。

なんせ下手すれば生命に関わるのだから。

 

だいたい何が信用できないって、冬の道ほど信用できないものがあるだろうか?

 

無い!(キッパリ)

 

冬の路面は、マルチ商法のごとく、オレオレ詐欺のごとく、疑ってかかるべき相手なのである。

 

でないと、痛い目にあう。

 

マジ、痛かった。

 

だから、ボーイスカウトじゃないけど「備えよ、常に」が合言葉。

 

備えよ

 

常に

 

フリーズに!!

 

注:ちなみに高断熱高気密のお家では上記のような事は起こらない。我が家は低気密低断熱の高床式住居なのです(T T)

 

 

creema 

Minne

 

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