がん治療中の英チャールズ国王が公務復帰へ「6月に日本の天皇皇后両陛下を国賓としてお迎えする予定」

 
 英チャールズ国王(75)が、がん治療のかたわら、公務に復帰する構えだ。1月下旬に前立腺肥大の治療を受けた後にがんと診断されていた国王の公務復帰に関して、王室は声明を発表、次の様に述べられている。「国王陛下は、先日のがんの診断後、治療と療養の期間を経て、まもなく公務に復帰されます」「この節目を記念して、国王と王妃は火曜日、がん治療センターを共に訪問し、専門医や患者の方々に会う予定です。この訪問は、国王陛下が今後数週間に行う数々の対外的な行事の最初のものとなります」「加えて、国王夫妻は6月に、英国政府の要請により、日本の天皇皇后両陛下を国賓としてお迎えする予定です」「戴冠式1周年が近づくにつれ、両陛下はこの1年の喜びと挑戦を通じて世界中から寄せられた多くのご厚意と善意に深く感謝されています」
 

 2月、王室は国王が「良性の前立腺肥大」での入院治療中に別の懸念事項が指摘され、その後がんの一種であると診断されたことを発表、その際国王は治療に対して「前向き」であり、できるだけ早く公務に復帰したいと考えていることが明らかにされていた。

 国王は「憶測を避けるため、また、がんに罹患している世界中の人々のために、国民の理解を助けることを願い、自身の診断を公表することを選択した」といい、医師の指示に従い公の場での公務は休むものの、治療中も通常通り、国事行為や事務的な公務に従事することが発表されていた。

 

 

 

月23日(火)、イギリスの『デイリー・メール』紙が明らかにしたところによると、キャサリン皇太子妃は、これまで王室メンバーに授与されたことのない栄誉を手にし

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これは、チャールズ3世がキャサリン皇太子妃に対して極めて高い敬意を抱いていることを象徴している。バッキンガム宮殿は4月23日(火)に発表したプレスリリースを通じ、国王チャールズ3世が義理の娘に新しい称号を授けたと発表した。この組織(コンパニオン・オブ・オナー騎士団)は、1917年にジョージ5世によって設立され、英連邦全体でわずか65人のメンバーしかいない。芸術や科学、医学、または行政分野で重要な貢献をした人を讃えることを目的としている。最近がんであることを明らかにしたキャサリン皇太子妃への授与は、歴史的に初となる。

 

『デイリー・メール』の王室特派員のレベッカ・イングリッシュによると、この賞がロイヤルファミリーのメンバーに贈られたのは初めてのことだという。これまでにジュディ・デンチ、マギー・スミス、J.K.ローリング、ポール・マッカートニーなどが受賞している。レベッカ・イングリッシュは、「チャールズ3世が内閣にキャサリン皇太子妃の名前を提案したことは、義理の娘にどれほど感謝しているかを物語っている」と強調した。彼女によれば、今回の受賞は、王室に対する献身だけでなく、芸術界への貢献も称えるために授与されたものだと言う。アマチュア写真家のキャサリン皇太子妃は英国王立写真協会とナショナル・ポートレート・ギャラリーのパトロンだ。

 

ウィリアム皇太子とカミラ王妃の新しい称号

王室はさらに、ウィリアム皇太子がチャールズ3世の後を継いでグレートマスターになることを発表した。バス勲章は、国家への優れた奉仕を称えるために、市民社会や軍のメンバーに授与される名誉ある称号である。一方で、カミラ王妃は、英国君主の妻に与えられることの多い大英帝国勲章デイム・グランド・クロスを授与される。

 

 

 

 

 

 

 

《6月にイギリスへ公式訪問》皇室と英王室の深い“絆” 天皇陛下「雅子とともにイギリスの地を再び」特別な時間を過ごされた留学時代、エリザベス女王の国葬に異例の参列

天皇皇后両陛下が2024年6月下旬にイギリスへ国賓として訪問されることが明らかになった。エリザベス女王(享年96)が、2020年春に両陛下を招待していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。天皇皇后が国賓としてイギリスを訪問するのは、1998年の上皇ご夫妻以来となる。これまでさまざまな形で交流を続けてきた日本の皇室とイギリス王室。その親交を振り返る。 
 

 

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