がん治療中の英チャールズ国王が公務復帰へ「6月に日本の天皇皇后両陛下を国賓としてお迎えする予定」
2月、王室は国王が「良性の前立腺肥大」での入院治療中に別の懸念事項が指摘され、その後がんの一種であると診断されたことを発表、その際国王は治療に対して「前向き」であり、できるだけ早く公務に復帰したいと考えていることが明らかにされていた。
国王は「憶測を避けるため、また、がんに罹患している世界中の人々のために、国民の理解を助けることを願い、自身の診断を公表することを選択した」といい、医師の指示に従い公の場での公務は休むものの、治療中も通常通り、国事行為や事務的な公務に従事することが発表されていた。
月23日(火)、イギリスの『デイリー・メール』紙が明らかにしたところによると、キャサリン皇太子妃は、これまで王室メンバーに授与されたことのない栄誉を手にし
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これは、チャールズ3世がキャサリン皇太子妃に対して極めて高い敬意を抱いていることを象徴している。バッキンガム宮殿は4月23日(火)に発表したプレスリリースを通じ、国王チャールズ3世が義理の娘に新しい称号を授けたと発表した。この組織(コンパニオン・オブ・オナー騎士団)は、1917年にジョージ5世によって設立され、英連邦全体でわずか65人のメンバーしかいない。芸術や科学、医学、または行政分野で重要な貢献をした人を讃えることを目的としている。最近がんであることを明らかにしたキャサリン皇太子妃への授与は、歴史的に初となる。
『デイリー・メール』の王室特派員のレベッカ・イングリッシュによると、この賞がロイヤルファミリーのメンバーに贈られたのは初めてのことだという。これまでにジュディ・デンチ、マギー・スミス、J.K.ローリング、ポール・マッカートニーなどが受賞している。レベッカ・イングリッシュは、「チャールズ3世が内閣にキャサリン皇太子妃の名前を提案したことは、義理の娘にどれほど感謝しているかを物語っている」と強調した。彼女によれば、今回の受賞は、王室に対する献身だけでなく、芸術界への貢献も称えるために授与されたものだと言う。アマチュア写真家のキャサリン皇太子妃は英国王立写真協会とナショナル・ポートレート・ギャラリーのパトロンだ。
ウィリアム皇太子とカミラ王妃の新しい称号
王室はさらに、ウィリアム皇太子がチャールズ3世の後を継いでグレートマスターになることを発表した。バス勲章は、国家への優れた奉仕を称えるために、市民社会や軍のメンバーに授与される名誉ある称号である。一方で、カミラ王妃は、英国君主の妻に与えられることの多い大英帝国勲章デイム・グランド・クロスを授与される。
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