多様化の時代を迎えて、弱肉強食の欧米思想は既に破綻していることは多くの者が感じているであろう。それならば従来からの潮流に変化をもたらす思想はあるかと考えると、日本文化に脈々と流れている和の思想に至るのだ。和とは調和の和であり和平の和で、聖徳太子が貴んだとされる十七条の憲法の和を指す。つまりは、多様性を認めて、其々を尊重して最適化を探り受け入れる思想がこれからの時代を切り開くのだ。人類の未来は和の思想にあるから、日本民族は和の思想を世界中に広めることで世界を牽引する責務がある。その準備として、和の思想の発端になる縄文文化の研究を急がなくてはならない。そもそも、縄文文化を醸成した縄文時代という時代区分さえ近年に日本史上で認知されたばかりであり、世界の人類史上あるいは文化史上では未だに埋もれているのだ。