斛珠夫人を見返しながら思うこと
斛珠夫人は何度も見ているのでストーリーや主なシーンは頭に入っていますそのうえで、たとえばセリフを言われている相手の顔とか横にいるおつきの人たちの何気ないリアクションとかこことここのエピソードがこうつながっていると思われるとか新たな発見を楽しんでいますBS12版では変なカットをしているためにシーンの因果関係が唐突になってしまっている部分もありますが…海市の正体がばれて妃の装束に身をつつんでからが本番ですね全話のうちせめて半分の尺があればなあ…妃以降って四分の一しかないですからね男装して弟子として扱っていたときは鑑明がコントロールできていたのに自分が入内させておいてコントロールが効かなくなるとあせる鑑明が好きです海市の性格なら予想はしていたはずなのにそして鑑明のさしずを受けなくなってからの海市が生き生きとしています「皇后に次ぐ第三夫人の位ですが、お支度は皇后とおなじくらい豪華です」とユランが言っていますが陛下は叔容妃の皇后冊封に向けて支度を整えていたのに未生花の毒の件で立ち消えになってしまい、その支度を淳容妃に流用したのでしょうか36話あたりは海市に感情移入してしまい、最初の視聴では陛下の話も半分くらいしか聞いていませんでしたバイシの契約を結ぶと、本体の病気やけがの苦痛が倍増して自分の身に移るとは恐るべし方氏の血ゆえの現象で、相手は皇帝一族でなくても可能ってことですかね西平港の件でいきなり鳳梧宮に押しかけてきた侍女はもともと金城宮の使用人と名乗っていましたが直接昶王府のものと通じていたシーンがなかったにしても手のものと考えたほうが自然ですよねそれか誰かに吹き込まれて本人には悪意がなかったのか回をちょっとさかのぼって…卓英が鵠庫右部の使いの女のかんざしを盗んだ意図がわかりません金が酒代プラス簪代の金なのかもしれない 酒だけだと高すぎるから簪も?いやそんなけちなことはせんやろ柘榴へのプレゼントかと思ったけど、巾着を落としたときに見えた簪は赤い玉がついていない別物 金の櫛と指輪も入ってたしそれに他人がさしていた簪を恋人に贈るのも変ですねもしや紅薬帝姫の遺品で返してもらうのが筋だったのかもここは謎のまま残りました柘榴が少府鑑で布を選んでいたのは探りに来てたんですねで、たまたま暗号の刺繍を手にして例の密書と同じ手だと気づいた今まで見逃していたけど、施霖との腹の探り合いがすごいと思いました内心の気づきや警戒を表に出さず常に柔和な外見を保ち相手を油断させる刺繍だけでなく間者の才能も一流ですね