昨年GW参加した本州縦断フットレース。

今回、振り返る機会をいただいたので、ブログにも記載させていただきます。

 

来年以降、チャレンジする際には絶対完走するぞ!

 

以下振り返り、です。

 

 

【仕事のやりくり】

今回の挑戦も、次の挑戦もここが重要になってきます。会社員なので、長期休暇はなかなか難しいのが現状です。GWに合わせて15日休みを何とか確保でき、挑戦できるギリギリの期間なので、次回はしっかりと根回しし最低でも20日を確保した上で挑戦するか毎日100㎞確実に走れるとなったら挑戦します。


前日のお店。

会社の先輩にご馳走になりました。

共に出場するバーラさんと。

 








【レースの一日ごとの思い出】

●1日目98.1㎞ 秋田県北秋田市 大堤丁字路・R105号線分岐点まで

初日は暑く、それなりのペースで進まないとならないため、汗がかなり出ていた状態だったが、補給が足りず固形物の摂取も少なかったからか胃腸障害に。また青森・秋田の県堺で脚を激しくつってしまった。初日からこんな状況では到底厳しいものの1日100㎞のノルマがあるので、立て直すために矢立峠にある温泉に。18時ごろ入り30分ほど入浴とケアをし、回復。胃腸障害はまだ残っていたため、吐き気はありながらも水分だけは補給。

何とか100㎞付近を目指し、CPの98.1㎞地点まで。ファミリーマートで麻婆豆腐丼とビールを何とかおなかにいれ、サポートカーで就寝。午前2時前くらい。







 

●2日目 210㎞ほど 秋田県 道の駅岩城まで

朝6時前に起床。脚はまだまだ元気で胃腸も回復。今日からしっかり走ろう!と決めスタート。しかし5キロほど進んだところで腸脛靭帯が痛む。テーピング、ロキソニンゲルを塗り痛みが軽減するとその後はしっかり走れた。補給も固形物、水分ともにしっかりでき、なんでも食べれる状態に。かつ丼、カップラーメン、おにぎりなど補給もしっかりし、秋田市内を通過。暗くなったもののまだまだ進めるため行けるところまで。昨日の遅れをしっかり取り戻し210㎞ほどまで。途中雨が降り寒くなったのでサポートカーで秋田市内へ戻り宿に宿泊。しっかりと疲れを取ることができた



 

●3日目 315㎞ほど 五十川駅まで

6時ごろ起床し道の駅岩城まで車で。その後走り出し。この3日間でもっとも調子がよく天気もよい。気持ちよく進む。胃腸障害もなくこの日がもっとも調子がよかった。楽しかった。山形県に入り、まだまだ順調。暑い。酒田市のスーパーでビールをいただいた。湯の浜温泉付近でだいぶつかれがたまってきたので、日帰り入浴できるホテルで入浴。そのあとは汗をかかない程度にいけるところまで進んだ。五十川駅まで。かつ丼を食べて就寝。








 

●4日目 410㎞ほど 新潟駅まで20㎞ほどのところまで

起床後うどんをたべ、快調にスタート。順調に新潟県の県境までラン。そして、新潟県に入り村上市の海岸沿いの道を進んでいる途中で脛に激痛が。みんな痛みを抱えて進んでいるとはいえ、この時点で走れないほどの痛みになってしまった。歩いて走ってを繰り返し何とか村上市街に。このままではとても進めないので、温泉に。温泉でも回復しないので、一か八か鍼をうってもらえるところを探す。19時を過ぎていたが空いている鍼灸院があり、鍼をお願いした。テーピングもしてもらい、痛みは軽減し何とか歩ける程度に。コースに戻り何とかこの日のノルマ400㎞まで!との想いで眠気が来るまで進む。結果410km地点あたりまで進めこの日はなんとか乗り切れた。サンドイッチとビールを飲んで就寝。



 

●5日目 450㎞地点ほどまで

 

まずはR7終了の新潟駅を目指す。やはり痛みが引かずに歩き走りを繰り返す。

このままでは今日のノルマの500㎞まで届かない。焦りもでてきたけど、痛い。こんなときみなさんはどう乗り切るのだろう。そんなことを考えながらなんとか対処して進む方法を考える。とりあえず新潟駅までいったらケアのために銭湯へいって回復を。12時前に新潟駅に到着。R7が終了。そこでラーメン二郎を摂取。胃腸はまったく問題ない。スーパー銭湯へ行きストレッチ、マッサージを繰り返すも一向に痛みが引かない。その後コースへ戻って進むも全く走れず、この日は450㎞地点あたりで終了。新潟市にもどりホテルへ宿泊。しっかり寝て回復を目指すことに。

 


●6日目 レースは終了

朝になりコースに戻って出発するも全く脛の痛みが引かず進めない。

この日の昼に歩くことしかできないため、完走を目指したレースは終了となりました。

 

ここからは、時間のゆるす限り行きたいところまでゆっくりと進みジャーニーランを楽しませていただきました。

 

 

【楽しかった場面】

何よりも本州縦断を14名の方とスタートできたことです。

完走はかないませんでしたが、一緒にスタートしたみなさんの頑張りを途中経過でところどころ見ながら勇気・やる気をもらいました。

 

あと、日本海は夕日がきれいなことですかね。

日本海に出てから新潟手前でとてもきれいな夕日が見られました。

 

 

レースを終了してからは観光しながらおいしいものを食べながら行けるところまでいきました。

 

新潟寺泊港にて

 

青海駅にて、初対面でスタート前に写真を撮った3人で600㎞後に再び同じところで会えたのはとっても嬉しかったです。

 

 

 

 

【苦しかった場面、乗り越えた方法】

最も苦しかったのは1日目胃腸障害で食べれなかったことです。1日目の夜には嘔吐してしまい、かなりしんどかったです。胃腸障害はカレーで改善することが多かったことから、1日目の就寝前はカレーを食べようと思ったものの最後に立ち寄ったコンビニにカレーがなく、その代わりに麻婆豆腐丼を摂取したことがよかったと思います。

2日以降は胃腸障害もなくなり、なんでも食べれるようになり、新潟ではラーメン二郎も

食べれました。

 

 

【今後のレースや活動予定】

今年は例幣使みち570㎞の完走を最大目標にしてます。

秋にはフルマラソンでサブスリーできる走力に戻してスピードもつけることでウルトラマラソンへ活かしていきます。

そして、2023年、仕事の折り合いをつけて本州縦断完走したいです!

 

 

【走りながら聞いた曲】

今回最も心に残っているのはMr.childrenの「Tomorrow never knows」です。

 

とどまること知らない時の中で

いくつもの移り行く街並みを眺めていた

・・・

夢中で駆け抜けるけれども まだ明日は見えず

勝利も敗北もないまま孤独なレースは続いてく

・・・

果てしない闇の向こうにoh oh手を伸ばそう

癒えることない痛みならいっそ引き連れて

少しくらいはみ出したっていいさoh oh夢を描こう

誰かのために生きてみたって oh oh Tomorrow never knows

心のまま僕はゆくのさ誰も知ることのない明日へ

 

のあたりが本州縦断にぴったりだと思い、今回の自分のテーマソングでした。

 

・走っているときに考えていること

・あなたなりの気を紛らわす方法

 

【あなたの格言 お気に入りの言葉】

 

「生きてるだけで丸儲け」

 

今回、挑戦して完走はできませんでしたが、生きている限りはまた挑戦できる。

どんなに苦しいことも辛いことも生きているからこそ味わえるもの。

その分楽しいことや嬉しいこともある。

今、生きていること、生かされていることに感謝しどんなことにも前向きに

 

 

あとは、本州縦断の際、途中で立ち寄ったコンビニで購入した野村監督の本の中の言葉。もう完走はできない状況だったのですが、この言葉に救われ、また次の挑戦に向けて頑張ろうと思いました

 

「負けること、失敗することは大した問題ではない。問われるのはその現実をいかに受け止め、何を学びどのように活かすかだ」

野村克也 頭を使え心を燃やせより