ハリウッドで活躍中の日本人俳優、マシ・オカ（３３）がこのほど都内でサンケイスポーツのインタビューに応じ、出演映画「ゲット スマート」（ピーター・シーガル監督、公開中）でも見せるコメディーへのこだわりを語った。
スパイコメディーの同作で、マシは兵器開発員役をコミカルに熱演。先に米ドラマ「ＨＥＲＯＥＳ」のオタクサラリーマン役でブレークするなど、コメディー俳優として頭角を現しつつある。「小さい時からコメディーが好き。子供たちにも笑顔で生きてほしいし、みんな笑顔でいられれば世の中、平和になる。笑いと愛は万国共通のテーマ。それを広めたい」。もう１つのこだわりはアジア系俳優として「このジャンルなら見た目が違っても共感し笑ってもらえる」から。
６歳の時に母親と渡米。名門ブラウン大卒業後、ＩＬＭ（インダストリアル・ライト＆マジック）で特殊視覚効果技術者として活躍後、俳優業を開始。「右脳と左脳の両方を使うことが大切だと思って理系の仕事と演劇を選んだ。だから将来は監督や製作側に回りたい」。私生活では「波長の合う人と温かい家族が築ければ」。だが自身１カ月の時、両親は離婚し「父親像がいないから僕がいい父親になれるか全然わからない（苦笑）」と悩みもある。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/081025/gam0810251435001-n1.htm
写真＝インタビューでコメディーへのこだわりを語ったマシ・オカ
