子供の頃からの刷り込みというか、考え方の癖というか、押し付けられものというか、とにかくそういうものって意外と根強く自分の中に染み込んでいる。


以前にも似たようなことを書いたが、私は自分の容姿や性格を受け入れきれていない。女らしさで意地悪されたり、怖い目にあったりしたせいで、安心してきれいな私になれない。


私は贔屓されやすい。顔はきれいな方だし真面目で品がある見た目をしている。基本の性格は内弁慶というか、外面がいいというか、おとなしかった。

だから、大人や男性に好かれ、女子に妬まれ囲い込みをされ、魅力を奪われた。「気取ってる」「なんであなたなの?」と言われたり、痴漢にあったり、馬鹿にされたり。


今、私が信頼している人たちは私を愛し、心を守ってくれるけど、10代から30代くらいまでは誰も守ってくれないと思っていたから、心が傷だらけになって、捨て鉢に、自分を守るためにも男っぽく振る舞ったり、美しくないフリをしたりしてた。


もう50歳になるのに。未だ安心してきれいになることを躊躇する。もう50歳になるのだから、今更意地悪されたりしないだろうに。もう50歳になるから、自分と世の中のために美しく伸び伸びと自分を発揮していい。


せっかく、今日まだ生きているんだから。

伸び伸び美しく生きればいい。


誰かの期待を叶えなくても私は愛されている。

人の期待に応えなすぎても、私はちゃんと愛される。

Not perfect,Always me.


大丈夫だから、もう手放そう。

大丈夫だから、気楽にいこう。