
2016年の3月11日は、久しぶりに2011年と同じ、金曜日でした。
2011年に宮城県仙台市宮城野区で迎えた金曜日は、さて、これからなにかどうなっていくのかが全くわからない金曜日でした。とりあえず、翌日からは、カレンダーでは土日という休みであることはわかりますが、ふだん通りの土日として過ごすべきなのか、いや、何かの動きをなすべきであるのか。それすらも全くわかりませんでした。
いま覚えていることといえば、仕事をしていたビルから避難してきた小学校の校庭にしばらくいたら、雪が降ってきたことです。
2016年に東京で迎えた金曜日は、確かに寒の戻りという感じではありましたが、雪が降るというのは全く想像もつかない気候でした。もちろん、東京と仙台という場所の違いはありますが、まあ仙台では多少寒くはあるだろうけど、雪が降るとかはさすがにないだろう、と東京の僕は思いました。でも、5年前の金曜日に雪が降っていたのは事実なのです。
この写真は、5年前の金曜日の15時12分に避難先の小学校で撮ったものです。思えば、僕は仙台市の中心部にいましたが、太平洋沿岸には津波がまもなく到達しようかという時間です。いまでも、あの雪はなんだったんだろう?と不思議に思います。