この前の日曜日、サッカーの試合中にお兄ちゃん左手を骨折してしまいました。



ベンチを暖めていた次男くんが、負傷のお兄ちゃんに代わってキーパーをやることになりました。







お兄ちゃんは、固定で治る骨折でしたが、ずれてしまうと手術しなくてはいけなくなるから、とにかく2週間は絶対安静にと言われています。



まだまだ続く大会は、次男くんが代わってゴールをまもることになりそうです。




本人はショックとか落ち込んだりとかは全くしていなくて、ただ体を思いきり動かせない辛さと葛藤しています。



毎日走ってばかりのお兄ちゃん。



大人しく過ごすのは難しいらしく、気がつくと走ったり、挙げ句の果てには近所のおちびちゃん達とボール遊びをしようとする始末…



ここ数日、なにやってんの~と言われ続けています。




そんな昨夜、次男くんがお兄ちゃんに手紙を書きました。






お兄ちゃんへ

ボクはずっとお兄ちゃんのことがしんぱい
はやくなおって しゅじゅつしなくてよいことを ねがうから
お兄ちゃんも できるだけきよ(を)つけてね

次男くんより





折り畳まれてホッチキスでとめられた紙を、片手で苦戦しながらあけると。





ハンドメイドのものさし…









そして、お兄ちゃんメモ用紙に返事を書きました。







次男くんへ


手がみありがとう。
気を付けるね。
だけど、お兄ちゃんが走ったり、外で遊んだりしている時は、次男くんがお兄ちゃんに注意してね。
手術はしないようにお兄ちゃんもがんばるね。
次男くんもけがをしないように気を付けてね。
次男くんはクラブチームの希望だよ。
がんばってね。
ファイト!




私には紙切れにしか見えないけど、ふたりには立派なしおりに見える、魔法の紙をお返しに渡したようです。






いろいろ突っ込みどころのある、ふたりのお手形交換ではありますが…




愛に溢れているじゃないですか~!









感動している母を尻目に、お風呂掃除を押しつけあって、喧嘩を始めるふたり…






いやいやいや…






まず、5分前に交換した手紙を音読してみようか。