いまさらながらゲロ林道ツーリングへ行った時の事 | オッサンとセローとなんでもない日常。

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広島の通勤ライダー。底辺のオッサンのセロー225となんでもない日常のつぶやき。

お疲れ様です!

 

昨年書いてたのですがいつのまにか新年あけてしまいましたねあけましておめでとうございます!

 

さっそく今年の抱負でも・・と思いましたが書いてたついでにそのまま昨年の事なんですけど・

 

12月初めに行ってきました毎年恒例のぺんぺんルート

 

今回も初めての方も結構参戦されましたね。

 

さて、いつもながらにアレなんですが、

 

「なぜ人はゲロ林道へ行っていしまうのか?」と言うことなんですね。

 

とは言ってもオッサンのブログを見てくださってる方はみんなゲロ好きだと思うんで(笑)

 

さて、そんなこんなでいろいろな人の目線で書けるかな?書きたいな書きたいけれど足りないな

 

年も力も足りないな~でもいまなりた~い  まわれよちきゅう~

 

って、知らないかな?

 

さて、そもそもゲロ林道って?

 

と言うのは皆さん知ってますね?

 

オッサン的には路面もゲロゲロ、ライダーもハァハァゲロゲロする酷い林道?

 

と言うようなことだと思うのですが調べると「獣道等で誰かの補助なしに進むのが厳しい山道。
「ゲロを吐きそうな程きつい押しが入る道」が語源。」と言うことらしい。

 

バイクと言えば気持ちよく駆け抜けるのが楽しい乗り物だと思う。

 

なのになぜそんなところに行ってしまうのか?ですね。

 

オッサン的には初めての林道がこのぺんぺんだったのですが、それはもう衝撃的だったですよ。

 

どうやって走ったらいいか全くわからないんですから!

 

しかしワイワイと進んでいくライダーたちを見てさらに衝撃だったと思います。

 

開始早々5分も立たないうちに腕が上がって仕上がるオッサンを横にホイホイ進んでいくみんな。

 

それはもう「キツイ苦しい」とかそれを飛び越えて「なんで?悔しい!」とかそんな感じになったのではないかと思います。

 

長年バイクに乗ってきて、今まで自分は「またがってアクセル開けてただけなんだな」って。

 

そりゃ、オンロードでもライン取りに繊細なブレーキにアクセル、グリップを探りながらバイクの性能を引き出していく面白さと難しさはあるのだけれど。

 

それとはまた違った乗り方操作方法、バイクの特性の引き出し方に乗り方がいくらでもあるんだなって。

 

「今まで自分が見てた世界の狭さ」みたいなものを感じたのかもしれません。

 

この日も沢山のライダーが集まりましたが、みんなはいったいどんなものを見てたのでしょうね。

 

 

オフ車の転んでも転んでもいろいろな乗り方に応えてくれる懐の深さとコスパの良さ。

 

思い切りバイクを楽しむ点でいえば一度転ぶと終わってしまうオンロードと比べるととても気楽に楽しめるのは間違いないですよね。

 

そしてはっきりと見えるテクニックの違い。

 

進めるか少しも前に進めないか?

 

これがまたライダーのプライドにチクチクと刺さってくる。

 

ただの道のように走るライダーがいると、長年バイクに乗ってた自分が進めないのはとても悔しい。

 

バイクのことをまだまだ知らないことが沢山あったのだと発見、とても面白い。

 

走破性、旋回性、考え方乗り方、フィジカルだけではなくちゃんとそれを補うテクニックがあること。

 

まだまだどこまでも奥の深いオフロードバイクは乗れば乗るほどいろいろなものを教えてくれる。

 

そして自分に身につくものがあればはっきりとわかるのも面白いね!

 

毎年恒例となったこのぺんぺんルート攻略は、来るたびにそれが実感できる。

 

ただ苦しむために上るわけじゃなく、この一年でどれだけのものができるようになったか新たな課題も見えてくるしそれがハッキリとできる。

 

誰かを助ける余裕ができればそれだけレベルの上がった感じがするし、余裕ができれば新たな挑戦もできる。

 

ライダーとしてバイク乗りとして高みを目指していきたいではないですか。

 

ゲロ林道はそんなライダーたちの集まりだと思うし、新たな挑戦者たちを見てやっぱりそう感じる。

 

そして登頂した後の達成感はまた格別なのはみんなの笑顔が見せてくれますよね。

 

今年のアタックも様々なドラマが見れましたし、自分もまだまだ課題が沢山あることもわかりました。

 

年末のこのアタックは一年を閉める良いものとなったと思います。

 

旧年中は皆様大変お世話になりました。

 

本年もまた色々とお世話になりますが、心機一転でさらに昇華していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。