腹黒太郎のブログ

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フリーランス・ライターの
どうでもいいつぶやき……

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最近、テレビなどを見ていて気になったCMが2つある。
気になったのは内容や映像ではなく、そこに使われていたBGMである。

一つ目は、震災後繰り返し繰り返し流れて有名になったACジャパンの作品。
日本ナショナル・トラスト協会の「美しい自然を、残そう」という
今年度の支援キャンペーンのCMだった。

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飛行撮影家の矢野健夫氏が撮った日本の美しい自然映像のバックに、
軽快なソロピアノが流れる。
美しい旋律はだんだん盛り上がり、次はどんな展開?
となったところでCMは終わってしまう。

最近気に入って聞いているソノダバンドのような曲である。
ちょっと違うか?

(日本ナショナル・トラスト協会のCM動画は下記)
http://www.ad-c.or.jp/campaign/support/10/

このCMはJ-WAVEなどラジオでも流れていて、
この音楽がかかるとつい仕事の手を休めて聞き入ってしまうのである。



二つ目は、三井住友海上の企業CM。
現在パリで行われている世界柔道選手権の放送に合わせて流れていて、
当社所属の女子スポーツ選手の「挑戦し続ける姿勢」をイメージして作られている。

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こちらは一転して、昔懐かしいロック調。
イエスやピンクフロイドなど70年代前半のプログレを彷彿させるギターの響き、
ゆったりだが力強いドラムとベース……。

どこかで聞いたことがあるフレーズで「ああ、あの時代のロックだ」と直感したが、
この曲は聞いたことがなかった。

(三井住友海上のCM動画は下記)
http://www.ms-ins.com/company/cm/ver_006.html


この曲をぜひ入手して、自分のiPhoneで聞きたい!
でも、CMでは曲に関するテロップが出ない。最近出さないCMが多くて困る。
まわりに聞いても知っている人もいないので、直接問い合わせることにした。


日本ナショナル・トラスト協会にはメールで質問状を出した。
すると、翌日丁寧なメールが届いた。

********************************************************
この度はお問い合せいただきまして、
どうもありがとうございます。

CMのBGMについては、今回のCM用に作成したオリジナル曲です。
以下、曲名と制作スタッフをお知らせします。


オリジナルテーマ曲「美しい自然を、残そう。」

音楽プロダクション:(株)ディスモンキー
音楽プロデューサー:新山智宏
作曲・編曲:足立知謙
演奏:足立知謙・七ツ谷正文


当協会のHPもご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
CMをきっかけに、ナショナル・トラスト活動の存在を多くの方々に
知ってもらいたいと思っています。
今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
********************************************************

そうか、オリジナル曲かあ。これでは入手できない、残念。

足立知謙さんのブログ
http://adachi76.blog63.fc2.com/




でも、私にはもう一曲ある!

三井住友海上にはお客様相談窓口に電話で問い合わせた。

私「すみません。御社の商品に関してではないのですが、テレビCMについてお聞きしたいと…」
オペレーター(怪訝そうに)「はい、どういったご用件でしょうか?」

私が質問内容を話すと、やっと怪しいものではないことが分かったのか、
(それとも、お客様相談窓口にこんな質問を問い合わせるバカな奴と分かったのか)
「それではお調べしますが、少しお時間がかかりますので、こちらから折り返しお電話いたします」

受話器を置いて、しばらくの間、思いを巡らせた。
あの、泣きのギターは誰だろう。これは有名なバンドの曲に違いない!
デビッッド・ギルモアのようにも聞こえるし、スティーブ・ハウとは違うしなあ。
ELPでもジェネシスでもないし、キャメルでもありえないし……。
まさかデビッド・ボウイかあ?

つらつら考えている間に、電話が鳴った。

「お客さま、先ほどのお問い合わせの件ですが、確認がとれました。
 あのBGMは、CM制作のために作られたオリジナル曲でございます。
 お問い合わせ、まことにありがとうございました」


なんだ、結局、両方ともオリジナルで入手できないじゃないの。

しかし、CMとはいえ、レベルの高い(と私には思える)曲を作るんだなあ。
近年は、音楽の分野も著作権などがうるさく言われるので、
既存の曲を使うときの使用費などとくらべて安く作れるのかもしれない。


今回は、単に私の思い込みでありました。でもいい曲です。
残念。
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昨夜ふとテレビをつけたら、
NHK BSプレミアムで「爆発直前!? 赤い巨星・ベテルギウス」
という番組が再放送されていた。

http://www.nhk.or.jp/space/program/cosmic_0628.html

これまで知らなかったが、
このオリオン座の右肩にあたる赤い巨星は、
太陽の1000倍もの大きさがあるが、
最近急速に収縮を始めているらしく、
近々、星の死である「超新星爆発」を起こすという。

起こすのはいつなのか……。

番組では
もしかすると来年の2012年かも知れない、という説を紹介している。

ベテルギウスが爆発すると、空には満月の100倍もの明るさで輝き、
それが数週間から数ヶ月続くという。

いわゆる昼でも輝いているため、太陽が二つ。
もちろん夜も輝くため、約2週間は白夜になるのだそう。

驚き…。
これがいつ起こるかは、地震と同じように予測不能だが、
地球で観測できるのは、1000年に一度ともいわれる。
このSF映画のような大天文ショーが見られたなら、
我々は何という運のいい世代だろうか。

しかしながら、ベテルギウスから25光年の周辺は、
爆発のエネルギーで焼つくされるという。

地球までは640光年の距離があり、かつベテルギウスの地軸の傾きが
地球と20度ほどズレているので、我々は大丈夫だとはされるが……。

ご存知のように、マヤ文明の暦が2012年までとなっているため、
2012年に人類が滅亡するなんて話もあったが、
これってベテルギウスの爆発の影響だったりして。

というわけで、そうなると、
我々は1000年に一度の大天文ショーを目撃できる
人類(生き物全体)で、もっとも運の悪い世代となってしまうのだが……。



http://rocketnews24.com/2011/01/25/2012/

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毎年?、ジブリの新作の公開に合わせて、
必ずやるのが日本テレビ「金曜ロードショー」のジブリ祭と
NHKの新作誕生ドキュメンタリー。

とくにNHKのドキュメンタリーは割と好きで、
「ポニョ」「アリエッティ」の回は見た。

毎回、制作の現場の過酷さと職人技の素晴らしさ、
リーダーの苦悩と責任の重さを痛感させられ、
涙がこぼれることも度々である。

さて、「ゲド戦記」の回はあったのやら?
定かではないが、
この作品で監督デビューしたのがご存知、吾郎氏である。

当時、建築関係の仕事をしていた吾郎氏が仕事を辞め、
アニメ界に入り、この映画の監督になることに、
父・駿氏は強く反対していたと聞いた。

当然だろうと思った。
けど、いつの間にか作品は完成し、
その後の報道で、駿氏も一定の評価をしていた。

さすがに、ジブリの名前で出る新作を
公開前にくさすことはないに決まっているが、
この大団円に、ちょっといやな感じをもったのをよく覚えている。



さて今日、NHKが放送したのが、
ふたり「コクリコ坂・父と子の300日戦争~宮崎駿×宮崎吾朗~」

食事を作りながら、横目で見ていたので細かいことは分からないが、
ゲド戦記の制作秘話まで遡っての、
今回の『コクリコ坂から」の誕生ドキュメントだった。

コクリコ坂は見ていないし、
ゲド戦記も途中からしか見ていないので、
作品論は他の方に譲るが、やはり気になるのが父子の関係である。

今回の放送でも、
終止、駿氏は吾郎氏を批判的な目で追っていた。
というより、番組の構成がより強くそう見せていた。

「私は、長嶋茂雄や野村克也にはなりたくないんですよ」
とまでいっていた。



ソニーもそうだろうし、本田技研もそうだろうし、
他にも多々あるのだろうけど、
創業者が子どもを後継に据えなかったという決断を
私は多いに賞賛したいと思っている。

「企業は公器」といわれるように、
社会的責任をすでにもっている組織を、
自分の情や都合によって左右してはいけないからだ。

万が一息子が後継の器に十分ふさわしく、
他に適任者がいない場合でも、
親が直接指名することは避けるべき、と思える。

本当に、後継にふさわしいのであれば、
後に誰かに推されて社長になる機会もあろうし。


さてさて、今回も制作の現場の苦悩はよく描かれていたし、
同じようにモノを作っている現場にいる私にとっても
身につまされるエピソード盛りだくさんだったが、
今回は、やはり番組のスポットが父子に当たっていた。

タイトルを見てもわかるように、今回のこの番組の趣旨は、
これまでのような制作現場を描くのではなく、
何より、宮崎父子の関係を描くために制作されたのである。

そういう意味では、
息子を厳しく見ながらも、心配し気遣い続ける父、
父を意識しながらも、プライドにかけて我が道を行こうとする息子、
という画はいっぱいで、Twitterなどをみても
好意的な感想が多く書かれていた。

しかし、あえて言わせていただけるなら、
なんか演出っぽくて興ざめで、がっかりだ。

少なくとも吾郎氏はジブリでデビューするべきではなかったし、
反対するなら、駿氏も最後まで一瞬たりとも
タッチすべきではなかったのではなかろうか。

普通の会社と、アニメーション制作とは違うという意見もあるだろう。
能楽・歌舞伎などの伝統芸能、伝統工芸の職人も、
我が子を弟子として厳しく鍛え上げ、一人前にしているという声もあるだろう。

いやいや、だからこそ、
駿氏は慎重でなければならなかったのだ。

反対するのなら、ジブリには入れない、
または、入れたとしても自分はいっさいタッチせず、下働きからさせる。

それとも「よく決心した。これから俺の下で修行しろ」と
最初から全面的にバックアップする。(伝統工芸家かオーナー企業的)
それでも、下働きから始めることは同じ。

そのどちらかしかなかったのだ。

どちらにしても。駿氏はかっこはつけたけど中途半端だった。
まさに、駿氏は結局は
もっとも避けたかった長嶋茂雄や野村克也になっていたのです。
宮崎駿氏も老いたということか……。


私は、宮崎父子の葛藤と、それを乗り越えての作品完成という
大団円を見たくて、この番組を見た訳ではないので、
途中でテレビを見ることを辞めた。