GMMAってご存じでしょうか。
Guppy Multiple Moving Averageの略らしいです。
移動平均線(EMA)をたくさん並べて方向性などを見るインジケーターですね。
陳さんという方がよく本を書かれてます。
GMMAって雰囲気見るにはよいのですが、私は裁量ではうまく使えませんでした。(というか裁量では、まともに勝ててないともw)
ただ、これEAにしたらいけるんではないかということで、まずは試しにインジケーターを作りました。
まぁEMAを12本並べるだけなんで手動でもMT4上に出すのは簡単ですが、いちいち12本も引くのも面倒ですし。
こんな感じ
比較的短めの平均の6本(短期組)と長めの6本(長期組)で色を分けてます。
平均の期間は3から60までなんですが、これのパーフェクトオーダーになったときにエントリーするのはどうだろう、と。要は大きい順に並ぶか小さい順に並ぶかですね。
いろいろ試してとりあえずの仕様としたのは以下。
- パーフェクトオーダーになったらエントリー(トレンドの方向にロングまたはショート)
- 短期組の並びが崩れた後、またパーフェクトオーダーになったら追加エントリー
- 長期組の並びが崩れたら決済
- 一応TPとSPもセットする
USDJPY、EURUSD、GBPUSDで試しましたが、どうやってもUSDJPYではプラスにならないww
それと5年とか10年でもマイナス・・・
が、今年だけとかだとEURUSD、GBPUSDについてはプラスになりましたー。
こちらが2020年1月から11月までのGBPUSDでH1の結果。
M30 でも勝てますが、H1が一番良かった。他の時間足だと勝てません・・・w
プロフィットファクター1.57
で、それなりにプラスですよね。もっとカリカリにチューニングするともうちょっとだけプロフィットファクター上がりますが、ちょっと過剰最適気味なので、勝率優先でこのぐらいにしています。といっても53.11%ですが。
EURUSDもパラメーター変えるとそこそこ勝てるので、このEAで初の本番稼働中です。
ただねぇ、これTPまで待つと、相当引っ張ってしまうので、本番稼働だと、途中で決済してしまう自分がいますw
実際のところ2019年とかだと普通に負けてしまうのを知ってますからねぇ。
ただ、エントリーしてからしばらくは含み益になることが多いので、精神衛生的には非常に良い感じになったかと。
ちょっと負けパターンの際の損切が遅いかもということで、改良版も作ってます。そちらは次回以降で。