今日は、月一勉強会、発表者は、衛生士 神保
今日のお題は、「 歯周病と全身疾患との関係について 」 です。
最近の研究で、歯周病が全身疾患と深い関係があるこ
とがわかってきました。
いくつか例をあげましょう!!
・ 歯周病と早産
・ 歯周病と心疾患
・ 歯周病と糖尿病
・ 歯周病と誤燕性肺炎
などです。 へ~~~と驚かれる患者さんも結構いらっしゃいます。
で今日は、
< 歯周病と早産> について ちと細かく、、、、、。お勉強
妊娠期間が37週未満の出産を早産と言い、体重が2,500g未満の新生児を
低出生体重児と定義されています。
で
妊娠中は口腔衛生状態が悪くなりがち つわりとかですね!!
なのに加えて、女性ホルモンの血中濃度が高くなります。
歯周病の原因菌の中には、この女性ホルモンを利用して増殖するものがあるため、
歯肉炎を引き起こしやすくなります。 これが(妊娠性歯肉炎) デス
一方、歯周病に罹患している部位から、毒素や炎症性物質が血液中に入り
胎盤を刺激すると胎児の成長に影響を与えたり、子宮の収縮を促すなどして低体重児出産や早産の
リスクが高まることが明らかになっています。
要するに 妊婦さんの体が 出産の ゴーサインと勘違い
しちゃうわけです!!はい。
母親が進行した歯周病にかかっている場合、低体重児を出産する率が
7倍以上になるとも言われています。
また、
正常妊婦さんより 早産や低体重児を出産した妊婦の歯周病菌の数は、
4.5倍なんてデータもあります。驚きですね
メンテナンス大事なんです。
妊婦さんお待ちしております(^O^)/ 、、、、、、、。