ランネットでは「坂がきつい」「大したことない」と意見が二極化しているようなのでどっちなんだろうと思っていたのですが、私は「きつい」派…きっと、いろいろな大会に出てアップダウンもたくさん経験している人にとっては大したことがないんだろうと思います。 でも私のように経験が浅い人にとっては、きつかったと思います。
本当に平坦がないんです。 平坦ばかりだと飽きるので、アップダウンは嫌いじゃないのですが、でもきつかったーー!!
アップは根性で、下りはだーんと力を抜いて。下りではどこかで見たとおり、つま先を先につけ、すぐかかとをつけるという走り方をしました。アップはきついけど、下りで休めるのでタイムにはそれほど影響しないような気がします。それも、周りにおどかされてたくさんアップダウンの練習をしておいたからかな。苦しくても坂道を上る練習や、トラックをできるだけ早く5周走る練習をしていなかったらあの坂道は歩いていたかもしれません。実際、歩いている人が結構いました。
あとから思うと、あの坂を制覇した!という達成感がすごくあるので良かったです。
ラスト1kmぐらいのところで中年女性の応援者が、 「笑顔でーーー!」 と叫んでいました。
はっとしました。 すごく苦しい顔をして走っていたことに気が付きました。そしてその先にオールスポーツ のカメラマンがいたので、あわてて口角を上げました(笑)。
これでもか、これでもかと坂が続いて、とうとう陸上競技場が見えてきました。これが最後の坂と分かったときは、本当にほっ。
競技場に入る手前に、5kmのラストの後ろについている自転車のスタッフお2人がいて、 「頑張ってください!」 と声を掛けてくれました。
「かわいい! くまモンだ」
「ありがとう、そうなんです、熊本出身なんです!」
「あと少しですよ!」
「頑張ります!」
「ファイトー!!」
「おうっ(拳を上げる)!!」
という会話をしてまた元気が出てちょっとペースアップ。競技場に入り、グラウンドを半周。 またオールスポーツのカメラマンが見えたので、口角を上げ(笑)。
1時間5分16秒でゴールしました! ベストタイムですああ~私えらい!
ちばちゃんがゴールにいたという話をまた後から知りましたが、ゴールのときもやっぱり「完走」しか頭になかったために、気付きませんでした…余裕なさすぎですね
でもとにかく完走するために今まで頑張ってきたので、本当にうれしかったです。ゴールしたあと、そのまま歩いて列に並び、トラック内で完走証を受け取りました。
裏側にはこの後の抽選会の抽選番号が印刷されています。 このあたりが効率的でイイ。 しかもこの完走証は、立川ハーフマラソンよりもかなり立派! 立川ハーフマラソン(夫の)はハガキだったので。 着替えたあと、表彰式→抽選会へ。抽選会は、普段は入れないというトラックの真ん中の芝生で。きれいで気持ちいい♪
抽選では、約2400人中510人に東北の物産(喜多方ラーメンなど)が当たったようです。 抽選の最後まで粘りましたが、私は何も当たりませんでした まあ、これはチャリティーだし、私に当たらなくても東北の物産を買ったことには変わりないからいいか…でも、かもめの玉子とか欲しかったけど…。
がっかりして帰ろうとしたら、芝生とトラックの白い仕切りでできた段差につまづいてみんなの前で転びました。死ぬほど恥ずかしかった
完走後はちょっとテンションが下がりましたが、もう忘れます。とにかく完走した! しかもベストタイムで! 寝不足で頭はほとんど動いていなくて、とにかくこの日の午前中だけは完走することだけに集中するという、特急納品の覚悟で臨んだので(笑)、イベントを楽しむとか、感動するとかはあまりなかったです。
前日まで仕事や学童のことですごく忙しかったのは分かっていたことだし、当日のコンディションの悪さは、完全に自己管理不足です。反省です。 でも、最初の大会だからしょうがないということで。ちゃんと一番の目的は達成していますしね。
とにかく、完走できました! 応援してくれた夫と子ども、ありがとう