新隠れ宿Ⅲ~32 | seppukuのブログ

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夜の7:50に真奈美と小百合が、唐紙を開けて宝剣の間入った。すでに、巫女の衣装を着けた美礼が、来ていた。

「稽古の前後は、大勢の人がいてザワザワしてるけど、こうして夜に入ると

静かで、別の部屋のようね」と小百合。

「私も、夜には、あまり来ないけど、なんとなく昼間とは違う感じね。それに、去年、この部屋で切腹心中した巫女が、いると思うと、なぜか羨ましくて胸が熱くなるのよ」