ラテでもなく、フラペチーノでもなく、ソーダ。「チラックスソーダ」という名前を見たとき、正直ピンとこなかった人は多いんじゃない?
スタバってコーヒーの場所じゃなかったっけ、という感覚。
2025年4月25日から登場した「チラックスソーダ」は2種類あって、ストロベリーと、ゆずシトラス。
どちらもスターバックスオリジナルのグリーンシトラスフレーバーシロップをベースに、強炭酸で仕上げた香るソーダで、トールサイズで税込579円(テイクアウト)。セミドライレモンスライスが浮かんでいて、見た目はかなり映える。
「スタバはコーヒーを飲む場所」という認識は、まだ根強い。
フラペチーノがあるじゃないかと言われても、あれはスタバ内の文化として定着した存在であり、炭酸ソーダとなると、コンビニでもコンビニエンスストアのドリンクコーナーでも代替できる気がして、なぜわざわざスタバで?という疑問が湧く。
でも、そこがズレていた。
このドリンクで差別化しているのは「味」じゃなくて「香り」であって、レモン、ライム、グレープフルーツ、梨、ハーブなど10種類以上をブレンドしたグリーンシトラスシロップは、このソーダのためだけに開発されてる。
飲んだ瞬間、炭酸の刺激より先に香りが鼻を抜ける感覚。それは缶ジュースやコンビニソーダでは再現しにくい体験だった。
「チラックス(Chill & Relax)」という名前が表すのは、味の方向性だけじゃない。香りで気持ちを切り替える、という体験設計なのかもしれない。
実際に飲んだ人の声として面白いのが、「ストロベリーの方がゆずシトラスより甘くなかった」という逆転現象で、名前だけ聞けば、ストロベリー=甘い、ゆずシトラス=さっぱり、と想像するけれど、飲み比べてみると、ゆずシトラスの方が濃厚で甘みをしっかり感じるという評価が多いみたい。
名前と実際の味のギャップが、このドリンクの面白さを象徴していますね。
もしスタバで炭酸を飲む自分を、まだ想像できていないとしたら、それは一度試してから、改めて考えてもいいかもしれない。
「どんな味?」という問いへの答えは、案外、飲んでみないとわからないし


