日本語のロックをはじめて歌ったのは「はっぴいえんど」だと言われてます。大滝詠一さん、細野晴臣さん、松本隆さん、鈴木茂さん、4人のレジェンドで結成されたこのバンドは日本のポピュラー音楽の歴史を大きく早めました。








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上記であげた答えには他にも様々な見解があります。僕個人的には早川義夫さん率いる「ジャックス」だと思いますが、この「はっぴいえんど」だと言う結論も納得のいく答えだと頷くことはできます。








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気になる人はどんなものか調べて聴いてみてください。(笑)







では、海外ではじめて認知された日本のロックバンドは?と質問を変えると答えは変わってきます。僕個人的にはこの質問の答えは「サディスティックミカバンド」であると結論づけることができます。








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「サディスティックミカバンド」は、海外とりわけ英国で人気を博し逆輸入の様な形で日本で紹介され国内でも人気を博した伝説的バンドです。多分彼らの楽曲「タイムマシンにお願い」とかは聞いたことのある人も多いのではないかと思います。今回はそんなバンドのリーダーである加藤和彦さんの話です。
















今回は今まで以上に僕の自己満及びマニアックな話になりますのでこの時点で興味ないよって人はブラウザをお閉じくださいませ(笑)







加藤和彦さんは1960年代後半フォークグループ「フォーククルセダーズ」でデビューします。オラは死んじまっただのフレーズが有名な「帰ってきたヨッパライ」とかは聞いたことがある人も多いかなと思います。







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その後2枚のソロアルバムを経て「サディスティックミカバンド」を結成します。彼らの一枚目のアルバムは英国で評判をよび二枚目のアルバムは「ビートルズ」や「ピンクフロイド」を手がけた名プロデューサー、クリストーマスがプロデュースします。そのアルバムがタイムマシンにお願いも入っている音楽好きな人なら必ず知っている名盤、黒船です。








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その後「サディスティックミカバンド」を解散し加藤和彦さんはソロ活動に移ります。フォーク→ロックと音楽性の幅を我々に見せつけた加藤和彦さんは以降のソロ作品からジャズ、ボサノヴァ、ソウルなど様々な音を取り入れながらポップス色を強めていきます。また、以降の作品のほとんどを彼の伴侶であった安井かずみさんがおこなっています。ちなみにこの安井かずみさんはジュリーの「危険な二人」などを手掛けた名作詞家として知られています。










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加藤さんの音楽史において「フォーククルセダーズ」を一期、「サディスティックミカバンド」を二期とするならばソロの安井かずみさんと作った作品達は三期と位置付けすることができます。僕はこの三期に当たる作品達が大好きで本当に耳にタコが出来るくらい聴きました。アルバムで言うと「ガーディニア」やそれ以降のヨーロッパでレコーディングしたヨーロッパ三部作と言われている「パパヘミングウェイ」、「うたかたのオペラ」、「ベルエキセントリック」その後の「あの頃、マリーローランサン」までが特に大好きです。死んだらこのLPを全て棺桶に入れて欲しいと遺書に書こうと思っています(笑)








中でも「あの頃、マリーローランサン」が大好きで個人的な加藤和彦さん作品でもナンバーワンです。









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あんまり音楽を人にオススメすることは好きではありませんがこのアルバムはよかったら聴いてみてください。レコーディング自体は東京で行っていますが作品の舞台はニューヨークで、まるでウディアレン の映画の様な世界観がのある作品です。








オススメアルバムの紹介も終わった所でそろそろ本題である洋服屋的な話をするとこの加藤和彦さんはかなりのウェルドレッサーとして知られています。

ザヴィルロウで仕立てた英国のスーツにシャルベのシャツ足元にジョンロブで決めた加藤さんのスタイルはドレスを好む僕みたいなクソガキには憧れで正にエレガンスの体現者でした。








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この写真を見て茶と白のコンビのローファーをオーダーしたり


























この写真を見てウエスタンシャツやリーバイスを買いに走ったり僕は彼から多大なる影響を受けました。(詳しい人から後々聞くとシャツは恐らくRRLデニムはヴィンテージのリーバイス)







他にもレコーディングでアメリカに行くときはブルックスのボタンダウンシャツを買い込んだり、まだ今ほどポピュラーでなかったトムブラウンのスーツを着たりと彼の洋服愛に満ちた様座な逸話があります。







写真は見つかりませんでしたが白のラコステのニットポロをタイドアップし上からマドラスチェックのジャケットを羽織りボトムスはデニムで決めたカッコいいスタイルも印象的でした。







今回は一生の憧れである加藤和彦さんのスタイル、また彼の音楽の紹介でした。






















あの素晴らしい加藤和彦さんをもう一度!