また、名優が旅立ってしまいました。
※Googleからの引用
ジャンポールベルモンド
フランス映画に触れたことがある人は必ず知っている名優。昨日は悲しくなって彼が出演しているメルヴィルの「いぬ」とゴダールの「女は女である」を見返した。
ハードボイルドな役を演じても3枚目な役を演じてもすんなりこなせてしまう。何を見るか迷ったら彼の作品を見たらハズレはない昔フランス映画好きにそう教わったし僕もそう思います。
僕は「女は女である」で彼が演じていたヒロインに恋心をよせる駐車場係の役が大好きで何回も映画を見返した。アンナカリーナとベルモンドがテーブルに座りジュークボックスからシャルルアズナブールののらくらものが流れるシーンはヌーヴェルバーグ映画史上一番好きなシーンだし、彼がいなかったらゴダールはここまで有名になっていなかったとも思う。
アンナカリーナが劇中のセリフで「幸せな出来事なのか、出来事が幸せなのか」と言うセリフがあった。僕はその意味のないただの繰り返しがたまらなく好きだった。
複雑難解な作品ばかりに思われるとゴダール映画だが突き詰めて解体するとゴダール映画はチャップリンやマルクス兄弟作品に並ぶ最高のコメディだとこの作品から感じる。
※Googleからの引用
学生の時、業界の大先輩からファッションはカルチャーだと教わった。若かった僕は服は人が着て時代の空気を含んでバックに音楽や街の音が流れて初めてファッションになるのだと勝手に解釈した。その解釈は間違ってるかもしれないし間違ってないかもしれない。
解釈が間違っているのか間違って解釈しているのか。
※Googleからの引用
好きだった映画に結びつけて多くのフレンチファッションを映画から学んだ。僕にとっては何を着ているかではなく映画の中で揺れ動く洋服を着ている彼らこそがファッションだった。
雑誌の中で紹介されるボーダーTシャツよりも「気狂いピエロ」でストライプのシャツを着てオウムを隣にアンナカリーナに話しかけるベルモンド
※Googleからの引用
「サムライ」でアクアスキュータムのコートを羽織り腕の内側につけたボームメルシエで時間を確認するアランドロン
※Googleからの引用
こそがフレンチファッションだと思ってる。
たぶんこの僕のこの思い込みは間違ってるかもしれないし間違ってないかもしれない。間違ってたら恥ずかしいからここで書く以外は誰にも言うつもりはないしそっと心にしまっておこうと思う。
僕の勘違いのフレンチファッション論はともあれ最高の映画を、いい演技をありがとう!ジャンポールベルモンド !
※Googleからの引用
幸せな出来事なのか、出来事が幸せなのか...
そんな事より今週の金曜日、土曜日、日曜日はエンメティカヴァレレスコのオーダー会が弊社秘密基地こと南船場ショールームであります!
前回はエンメティについてふれたので今回はカヴァレレスコについて
今まで名だたるOEMブランドやメゾンのカバンを見てきましたがこのカヴァレレスコ比べ物にならないくらい相当イイです!
ステッチの細かさや精密さ、この革の良さでこの値段は正直かなりコストパフォーマンス高いです。
イタリアブランドのカバンはやっぱり一言で表すと色気があります。もちっとした革で作られ全体的に丸い柔らかい印象があります。このカヴァレレスコはもちっとした革で柔らかく色気もありながら少し硬さもありまさにイイとこ取りと言うにふさわしいです。
少し傷がついてくたっとなった風合いも最高にカッコいいと思います。
個人的には薄ーいクリーム色のワンショルダーでオーダーし淡いキャメルのジャケットを着て白いパンツを履きトータル合わせてコーディネートしたいなと考えております。
※Googleからの引用
このシャルルアズナブール氏の様に...
白のパンツの上にちょこんとクリーム色のシボ革のワンショルダーがあったら最高にカッコいいと思いません!?僕だけでしょうか...
ついつい自分の話になってしまいましたが是非当日は皆様のオーダーについて熱くご相談できたらと思います!
金曜日、土曜日、日曜日は基本阪急メンズ館にいておりますがご連絡頂ければすぐに飛んでいきますので少しでも悩まれてたり行ってみようかなって方はDMください。
皆様にオーダー会でお会いできる事を楽しみにしております!
皆様にオーダー会でお会いできるから楽しみなのか、楽しみなのは皆様にオーダー会でお会いできるからなのか...
幸せな出来事なのか、出来事が幸せなのか...