寺島しのぶが最優秀女優賞…ベルリン映画祭 | あしながの自由気ままなブログ

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 第60回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門の受賞結果が20日夜(日本時間21日未明)発表され、若松孝二監督の「キャタピラー」に主演した寺島しのぶさん(37)が最優秀女優賞を受賞した。

 日本人の同賞受賞は、「にっぽん昆虫記」「彼女と彼」の左幸子さん、「サンダカン八番娼館・望郷」の田中絹代さんに次いで3人目の快挙となった。

 「キャタピラー」は、戦争で手足を失って帰還した兵士の夫と妻の姿を通して、戦争のむなしさを訴えた作品。寺島さんは、軍神とあがめられる夫の存在に疑問を抱くようになる妻の役を熱演した。

 20日の授賞式には、既に日本に帰国している寺島さんに代わって、若松監督が出席。

 トロフィーを受け取って、寺島さんから届いた「60回という記念の映画祭で、このような賞をいただいて感謝しています。生涯の宝物にします。いつか、すべての国の戦争がなくなることを祈っています。殺し合うことでは何も解決しないということが、この映画を通じて伝わればいいと思います」とのメッセージを伝えた





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