劇場に足を運べない高齢者に、介護施設でお芝居を楽しんでもらおう、
というボランティア活動をしているモンファミーユさんに今年も参加しました。
時は江戸、おれおれ詐欺ならぬ拙者拙者詐欺(言いにくいんじゃー!)を扱った捕り物を上演しました。
拙者拙者詐欺の説明にうんうんと頷いてくださった方、
石川五右衛門の口上にわぁと歓声を上げた方、
30分もジッと座ってられないような人たちが笑顔で最後まで観てくれます。
終演後、利用者さんに目を潤ませながら力強く手を握ってまた来てねと言われれば、
次の予定なんて何も決まってないのにまた来るねと言うしかない。
今回も沢山の笑顔をいただきました。
自前の着物を衣裳に使ったのですが、
明るいピンクなんて着られないわーと箪笥の肥やしになっていたもの。
日の目を見られてよかったです。