[心とからだの平和のバトン]




これは、広島市西区太光寺の東住職と、
天城流湯治法の杉本錬堂さんの
発案でスタートしたものだそうです。


このバトンは佐藤塾で一緒に学ばせて頂いている

ブログ「観音様と阿修羅を引き連れた日常」の

竹邉美衣さんから引き継ぎました




三日間、このテーマにまつわることを
私なりに綴らせていただいてます(*v.v)。



「心とからだの平和バトン」二日目



思い出すだけで 苦しくなったり


悲しくなったりすることってありますか



私は数年前まで


両親のことを思い出すだけで


震える程の怒り悲しみがこみ上げてました



何十年もの間 ここには書ききれない程


多くのことがあったんですね



そんな時 竹邉さんと出会い


佐藤先生と出会い


両親への怒りの感覚が切り取ったように


無くなりました



思考も変わってきました


[過去は終わったことですよ


未来の不安は取り越し苦労ですよ


未来は今の思考が100%反映するのですから]



沢山のことを教えて頂きまして


今を生きてると感じられるようになりました



私の心は平和だ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:




そんな私に ある出来事が・・・

今年の春 


母が亡くなったんです


残された父は


酷い事を電話で言ってくるようになりました



私の中で 又新たな怒りが湧いてきました



長年母に暴力をふるってきた父


そんな父から逃げる為に


裸足で母は


幼かった私や弟の手を引いて逃げた事が


何度もありました



顔も見たくない


自分でも何をするか分らなかったから・・・



ある日 父がやってきました



母が亡くなったのは病院のせいだ


病院を訴えると騒ぎます


父が暴力を振るったのがきっかけで


病院に入ったのに



情けなくって


道端で言い争いになりまして



お母さんと同じ痛みを味あわせてやるっ


ヽ(`Д´)ノ



私は思わず


父の胸ぐらを掴み上げました



その時 驚いたんです


あまりに小さくて 軽くて 弱々しくて


持ち上がりそうな程だったんですね



自分勝手で暴力的だった父は


今 小さな子供のように涙と鼻水で


顔をぐちゃぐちゃにして泣いています



気がつくと


私は父を抱きしめていました


背中をさすりながら



「お父さん 辛かったね 淋しかったね


悲しくて苦しくて どうしていいか分らないんだね」



私の腕の中で


父は うんうん とうなずいて


泣き続けました



一生無いと思ってたことです


母にさえ したこと無かったことです


「お父さん」さんて 大人になって呼んだことなかったのに



私の中の硬くて尖ったモノが


溶けていくような


自分自身が軽くなっていくような


そんな不思議な感覚になりました



父も そうだったんじゃないかな


何十年ハグされたことなんて


なかったと思います(;^ω^A



電話だったら こうはならなかったでしょう



人の温もりにはこんなにも


大きな力があるんですね


氷のような心を溶かし


優しい気持ちを呼び起こすんですね



父の日には弟と


父の溜まった洗濯物を洗ってあげて 


一緒に夏の洋服や下着を買いに行きました



皆お互いが慣れない経験です


多分初めてです


「えろう お世話になりました


すんませんな


ありがとうございました」と


何度もおじぎをする父は


いっそう小さく見えましたが


その表情は穏やかで嬉しそうでした




「心とからだの平和のバトン」二日目は


以前ブログにも書かせて頂きましたが


私たち家族が


ささやかな平和を取り戻したお話でした(*^.^*)



お読み下さりありがとうございますm(__)m



~愛と感謝をこめて~