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先日 情熱大陸で ノンフィクション作家の


石井光太さんが出られてました


危険な地域で マフィアにも 命懸けで取材するという


凄いお方です (・ω・)/



貧困に喘ぐ 国や地域のこと 


テレビで少しは 知ってるつもりですが


もっと 違う 現実があるんじゃないかな?


知りたくても 私は命懸けの取材は 出来ないので・・・


何冊かある中で まず <レンタル チャイルド> を買いました


今から14年程前からの 10年間の取材を 本にしたものです

レンタルチャイルド―神に弄ばれる貧しき子供たち/石井 光太
¥1,575
Amazon.co.jp



当時 インドの商都 ムンバイのスラム


物乞いをしている 沢山の人たちがいます


そこには 明らかに自分の子ではない 


赤ちゃんを抱いて 物乞いをしてる女性が 多くいます 


その赤ちゃんは レンタルチャイルドとよばれ


マフィアから 借りているのです


赤ちゃんを 抱いている方が 稼ぎが良いからです



その赤ちゃんも2~3才を過ぎると


マフィアによって 身体に酷い傷を負わされ


不自由な身体で 物乞いをさせられます


マフィアによって 不自由な身体にされたのに


数人が 狭く汚れた部屋で 逃げることなく 


子犬のように 寄り添い暮らしています


そのマフィアに 寝る場所と 食事を与えられ 日々生きているので


そこでしか 生きられないのです



その子供たちは 成長期になり


稼げなくなると 放り出されます


すると その少年達は一人で生きるすべを 全く知らず


同じような境遇の 仲間を作り 凶暴な 少年マフィアとなります


強盗 強姦 薬物 ・・・



女の子は10台前半から 売春をさせられます


売春や強姦により 妊娠出産 その赤ちゃんが


レンタルチャイルドとなり・・・負の連鎖ですね・・・


辛すぎますね・・・



ここ数年 警察の取締により 


少年マフィアや 浮浪少年達は 居場所をなくします


そのかわり 黒人達が集まり 麻薬を売りながら 強盗 強姦・・・



年に9%前後の 経済成長を誇る インド 


高層ビルの裏側では 多くの子供達が


ここには 書けないような


日本では 考えられないような 生活を強いられていたことを


私は初めて知りました



今は 少しでも 良い環境に


なっていて くれれば・・・と


願わずには いられません



この本を知り 手にしたことには


何か意味が あるのでしょうか



私は無力で 何も出来ないけれど


同じ この地球に生まれ


望んだ親の元に 舞い降りたはずの 天使達の


あまりに辛い 真実を 知ることから


何かを感じ 何かを始める きっかけとなるかも知れません



今はただ 祈ることしか 出来ないとしても・・・



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