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昨日 買わなかったけど 気になっていた本


どうせ 買うことになるな~と思い 今日買いました(・ω・)/



映画 おくりびと で 多くの人に 知られるようになった


納棺師というお仕事をされている 


笹原留似子さんの本で


< おもかげ復元師 > ノンフィクションです


おもかげ復元師 (一般書)/笹原留似子
¥1,260
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彼女は東日本大震災で 復元ボランティアをされました


本は 二冊あります 一冊は彼女が 復元した お方の


ほんわか優しい似顔絵に 一言 言葉をそえてある


それだけを 一冊に集めたものです



        震災で無くなった 女性を復元した時


        息子さんが 朝お母さんと喧嘩した事を 


        悔やんで泣いていました


        大丈夫 お母さんは あなたをとても愛していて


        今もきっと そばに来て あなたを 抱きしめていますよ・・・



みたいなことが 書かれてあったりして


立ち読みしただけで 涙がダーッと出ちゃいました (ノω・、)


おもかげ復元師の震災絵日記 (一般書)/笹原留似子
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これは 私には 辛すぎると思い 買わずに。。。


<おもかげ復元師>だけを買いました



笹原さんは


ただ 化粧をするだけでは ありません


マッサージをして 皮膚を温め 柔らかくし


笑いジワを ほんのり復元するのです



変わり果てた姿ではなく まるで眠っているような


生きていた頃の 微笑んだお顔で 最期のお別れを


ご家族にして頂きたいと・・・




葬儀会社のお話も ありました


若い妊婦さんの ご葬儀の際には お父様が 


ひとり娘の 初孫を 抱きたかったと・・・ 言われたそうです


窯から お骨が出た時 故人である お母さんの お腹のあたりに


まあるく小さい 赤ちゃんのお骨があり 


ご家族は あらためて 深い悲しみに包まれます


その時 葬儀社のお方が 小さい骨壷に 赤ちゃんのお骨を 入れて下さり


故人のお父様に 抱いてあげて下さいと 渡されました


お孫さんの 骨壷を抱きしめ それから骨壷を 空高くかかげ


     ほ~ら 高い 高~い 高い 高~い・・・と


おじいちゃんとなり 初孫に 最初で最後の 


高い高いをしてあげられたことで 


悲しみを かけがえのない 思い出に変えて


お別れができたのではないか・・・


という お話とか




東日本大震災の際には 300体以上の


復元ボランティアでされたとのことで


ご遺体は 死後 数十日経っていたり 


お身体やお顔に 傷を負っていたり 


幼いお子様


お子様を残して亡くなった 親御さん


ここには 書ききれない 沢山の 辛いお別れのお話が


温かく 優しい言葉で 綴られています



読みながら 涙で文字が 見えなくなり


鼻水でぐしょぐしょに なりました 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。



震災から 一年以上経った今でも


後追い自殺をされる方が おられるそうです



命ってなんだろう 死ってなんだろう


愛する人を失って それも 学びです 


なんて言えるほど


私は まだまだ 出来た人では ありません


どのような 言葉で何を どのように書いたら良いのか


今 分からなくなってます (ノω・、)




私の文章力では とうてい お伝え出来ないので


ぜひ 読んでいただきたい 一冊です




おもかげ復元師のお仕事は とっても大変なお仕事です


笹原留似子さん


このお方は 本当に 本当に 素晴らしいお方です




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