百花繚乱

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「薄桜鬼」原田左之助のなりきりブログ

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ここにきて8年が経ってた…。

早えもんだな……。

 

まぁ、そう考えると…まだここに来たばかりのころは、色々なやつと話してたな。

総司や斎藤、土方さんや新八…。

また言の葉を交わしたいとも思う。

今となっちゃ、叶わねぇことなのかもしれねぇが。

元気でやっててくれりゃ…それはそれでいいとも思う。

 

勿論、新選組のやつらだけじゃなくて

他にもたくさんのやつが俺に言葉をくれた。

懐かしいと感じる…。

じじくさいなんて笑うなよ。

 

 

言の葉を交わすことはできなくても、ここに来てさえいれば…お前が残した言の葉をたどることができる。

それだけでもほっとするのは事実なんだ。

まぁ、来てねぇやつは想像するしかないんだけどよ。

それでも、どっかで元気にやってるって俺は信じてる。

最近、寒い日もとんと減ってきたと思う。

大分過ごしやすい気候になってきたな。

元気にしてるか?

 

巡察の途中に梅の花が咲いてたのを見つけた。

もう…春なんだなと思う。

あとひと月もしないうちに桜が咲く。

早いところだと一週間もせずに…か。

 

時が経つのは早えもんで…桜の時期は別れの時期でもあり、出会いの時期でもある。

今この瞬間の縁がどれだけ大事かを感じる季節だ。

 

 

新しい風が吹く季節だ。

真っ白に染まる。

吐く息も、景色さえも。

こんな日は人を斬りたくはねえと思う。

いや…別にいつだって斬りたくて斬ってるわけでもねえが。

 

ありありとその白に赤がいやという程、映えやがる。

色鮮やかに。

全てを飲み込むように。

 

「おーい、左之さーん!」

 

「あっ…。」

 

なんて考えてたら平助の声がした。

そのあとに小さくあいつの声がしたかと思えば、横っ面に衝撃があった。

 

「って、冷てっ!!」

 

「なーにしけた面してんだよ!」

 

「巡察帰り?お疲れさん!」

 

「原田さん、お帰りなさい。」

 

平助に新八、それにあいつの顔があった。

いつまでたっても若いっていいもんだな。

…なんていうとじじくせえなんて言われるだろうが。

 

「新八…てめえ…やりやがったな!」

 

まあ、せっかくだからそれにのってもいいと思う。

 

「げ、それ固めすぎだからな!!」

 

「うるせえ!」

 

この白さが別れを連想させるなんて言うと、笑われちまうかもな。