こんにちは、原田です。

 

今回は、

 

たまごを自給自足!鶏小屋DIYの3つのポイント!!

をご紹介します。

 

「新鮮で美味しい、採れたてタマゴが食べられたら、素敵だと思いませんか?!」

 

 

 

と言う訳で、自分で食べてみたいのはもちろんなんですが(笑)

 

農園に遊びにいらっしゃる方と、完全自給自足の卵かけご飯を楽しみたい!!

 

と言う想いから、ニワトリ小屋作りにチャレンジ!!

 

 

「ニワトリなんて飼えないからどうせ関係ない、、」

 

 

って思う方もいらっしゃると思いますが、ニワトリは無理でも、

 

小さなウズラを飼って卵にチャレンジしてみたり、

 

他のペットの小屋をDIYするときにも参考になるので、最後までぜひご覧ください。

 

 

 

では、今回は以下の3つのポイントでお話します。

 

主張①:どんな隙間も逃さない

主張②:金網は丈夫に

主張③:足元も油断せず

 

 

ではまず1つ目!

 

①どんな隙間も逃さない

 

これは、結論から言うとヘビがタマゴを狙いに来るからなんです。

 

「こんな小さな隙間なら大丈夫だろう!」

 

と思っていても蛇だけでなくイタチなど、結構小さな隙間から入ってきて、タマゴや鶏自体も狙われてしまうものなのです。

 

 

 

そして、意外と忘れがちなのが、天井の隙間。

 

 

「天井の小さな隙間だし大丈夫だろう」と思って油断してはいけません。

 

動物も賢いので、そう言う隙間をしっかり狙ってきます。

 

 

 

僕も鶏小屋ではないのですが、農業をしている中で、畑で電気柵などの対策を毎年行っています。

 

ですが、ほんの小さな隙間を狙って、イノシシなどにやられた経験をしているので、この辺りはよくわかるんです。

 

動物たちに油断は禁物です。

 

 

 

「でも、あまりに隙間がないと、日当たりや風通し大丈夫?!」ってなりそうですが、

 

僕の場合は、上の半分ぐらいは金網にして、日当たりや風通しを考慮しています。

 

 

だいたい、地面から40~60センチぐらいの高さまでは、しっかりとした素材で動物から見えにくいようにしておく。

 

そうすることで、動物たちの侵入防止にもつながるんです。

 

 

 

では、2つ目!!

 

②金網は丈夫に

 

これも、結構油断しがちなんですが、意外と動物たちの力は強いんです。

 

 

金網にもいろんな種類があるのですが、

安いからといって、線の細い針金を使ってしまうのはオススメしません。

 

なぜなら、せっかく作ったのに、キツネなどに簡単に破られてしまうから。

 

 

あとは、格子状の金網も、網目の隙間をすこしづつずらせるタイプは、隙間が作れてしまうんです。

 

すると、そこから侵入される、、と言うケースも出てくるんですね。

 

 

「じゃあ、どんな金網がオススメなの?」

 

 

っていうと、個人的にはコレ↓

 

 

これは、大工のお友達から教えてもらったのですが、マキラスと言う金網です。

 

もともとは建築用の資材で、セメントの下地材として使う金網なのです。

 

 

 

ですが、ホームセンターで手に入ります。

 

そして、ペットの小屋用として普通に売っている金網に比べて、同じ大きさで、半額ぐらいの値段で手に入ります。

 

しかも、結構丈夫で網目も広がらないタイプ↓なのでコスパも良い。

 

 

と言うわけで、今回はこちらの資材を使って作りました。

 

 

 

では、3つ目。

 

③足元も油断せず

 

ここもメチャクチャ大事なんですが、小屋の作りはしっかりしてるのに、足元スカスカ、、みたいな場合が結構あるんです。

 

 

そんな場合、しっかりときつねたちに足元すくわれるので、注意が必要です。

 

 

床下まで作ってある小屋ならいいのですが、土の上に作った小屋の場合、動物が下の土を掘って中まで入ってくるんです!!

 

なので対策としては、小屋の周りの足元は、ブロックや波板、コンクリートなどで、掘られないように対策しておくことが必要なんです。

 

 

 

「でも、どのくらいの深さまで対策しておけばいいの?」

 

って事なんですが、

 

波板やブロックを使うのなら30~40センチの深さまでの土の中に埋め込んでおけば大丈夫。

 

 

あとは、床下にコンクリートを打つのであれば、数センチ程度、小屋の下の全面にコンクリートを敷きます。

 

そうすると、下から掘り返せなくなります。

 

 

僕の場合、本当は床下は土にしたいなとも思っていました。

 

 

ただ、今回はもともと昔、鶏小屋だった場所を活用しようと思ったので、床下そのままコンクリになってます。

 

また、次回以降、床下が土の小屋も作って行きたいと思います。

 

 

 

では、まとめておくと、

①:どんな隙間も逃さない

・・蛇など侵入を防ぐため、小さな隙間もしっかり埋めておくことが大切でしたね。

②:金網は丈夫に 

・・金網を張っておけば安心というわけではない!キツネなどに破られないように、しっかりとしとた金網で作っておくことが大事でした。

③:足元も油断せず

・・灯台下暗しで、足元から侵入されないように、コンクリートや波板、ブロックなどで、足元もしっかり対策しておくことが必要でした。


 

あと、おまけとして、参考書籍をご紹介しておきたいと思います。

 

「自給養鶏Q&A エサ、育すう、飼育環境、病気、経営 著者:中島正」

 

こちらは、Q&A方式の本ですごく読みやすいです。さらっと理解するにはオススメです↓

 


 

 

あとは、小屋の作り方などもしっかり載っていて、もっと詳しく学びたい方には、こちら↓

 

「自然卵養鶏法 単行本  著者:中島正」

 

 

 

いかがでしたでしょうか?!

 

 

初夏の頃には、可愛いウコッケイのヒナたちが農園にやってくる予定なので、またご紹介していきますね!!

 

ご興味ある方は、ぜひフォローしておいてください。

 

 


では、また次回!!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!
 
 
「未就学・小学生のお子さまをお持ちで、自然体験・食育に関心のある、お父さま・お母さまに、食べ物の大切さに気づいてもらいながら、家族の絆を深める『農業体験ナビゲーター』原田 憲一でした。」
 

 

丹波ささやま  はらだ 農園