分かっちゃいるけどやめられないっていうのは本当のところ分かってないんだよ
っていうのは恩師の言葉、
それはアルコールの問題を抱える人についての話でしたが、
アルコールの問題だけでなく、色々なことに絡んでいるなと、
例えば子育て、
子どもの受験やら、躾やら手を抜けないどころか手をかけすぎて、家のことが回らない、体調も崩す、
ダメですよね〜、困ってるんですけど、って言うけれど、行動は全く変わらない、
変えられないのはその行動することの方が自分にメリットが上回っていて、
デメリットはたまにドカンとくるけど、たまにだから、喉元すぎてしまう。
って言うのは自分のやっていることのまずさに本当のところ気づいてない、
"分かってない"
手をかけすぎた子どもが将来自立できないかも知れないし、
子どもの為に一心でやってきたのに子どもから恨まれたり、
その結果が出るのは先の話し、そうなるかどうかも分からないから、
自分の子どもをゴールデンルートに乗せてあげたいと成功談を元に必死になる。
失敗談なんてベストセラーにならないから目に入りもしないし、不安を煽られるだけだからと見ないようにしてるかも知れない。
失敗してみて初めて気づくこともあるし、失敗しないと分からないかも知れない。
目の前の人がやめられない、分かってなくても、
失敗しないように導くのが私の仕事ではない。
自分の取る行動に責任を持って、選択し、結果を受け止められるよう支えるのが、役割なのかも知れない。
少しでも生きやすいように。