定式化ができたら次は情報収集です。
忙しい中で手軽に妥当性があり労力なく質の高い情報を得るためには、優れた原著論文を選りすぐり使いやすく加工した「二次資料」が有用です。
その代表格がuptodateとdynamedです。前者は全般的な知識を得るのに有用で、後者はピンポイントな情報を得るのに有用です。
では、その利用法です。
1.uptodate
日本語での検索が可能です(本文は英語)。
まず、日本語で検索したいWardを入力します(今回は「脳梗塞 DAPT」と入力)。すると検索結果一覧が表示されます。この表示順はGoogleのようにユーザーのクリック数順になっています。最も有用そうな項目をクリックします(今回は一番上の「脳卒中の二次予防のための高血小板療法」を選ぶ)。
すると本文が表示されますが、頭から読まないで、左のバーにあるsummary&recommendationをいきなり選択します。ここから知りたい項目を見つけていきます。英語に抵抗がある場合は、ここでGoogle翻訳をします。今のGoogle翻訳は進化しており、十分実用に耐えます。summaryを上から読んでいき、関係がありそうな項目があればリンクをクリックし、ジャンプします。
この手順で最も労力なく目的の情報にたどり着けます。私自身、今までこんな簡単なやり方を教わった事がなく、これなら自分にも使えると実感することができました。
2.dynamed
こちらは箇条書きで読みやすく、毎日更新されているエビデンス集になります。ただし、日本語では検索できません。
こちらも最初に目的のWardを入力(今回は「stroke dapt」では関連のある項目がヒットせず「stroke」のみで検索)。
するとStroke(acute management)が関連ありそうなものと考えてクリック。
今回は左のバー(大項目が並んでいる)から太字を追っていきます。TREATMENTからMedicationを選択、さらにらAntiplatelet therapyというふうに追っていくと本文中にAntiplatelet therapy for secondary prevention of strokeというリンクにたどりつけます。すると、左のバーにピンポイントな治療の目次が出てきます。今回のシナリオではアスピリンとクロピドグレルのDAPTだったので、Clopidogrel Plus Aspirinを選びます。これで目的のエビデンスにたどり着くことができます。
私はこれまでdynamedを知りませんでしたが、細かいエビデンスを得たい場合には非常に有用やツールだと感じました。
ご紹介できなかった内容(EBMの総論など)もありますが今回の workshopで学んだ内容は以上になります。このような workshopは全国で定期的に開催しているようで残りのstep3以降の内容についても学ぶことができるようです。
機会があれば是非参加したいです。
