次回は執刀医が手術の説明をすると言われていたので、夫に同伴してもらった。

 

造影MRIは生理2日目の一番重いときがMRI撮影とかぶっていたからかなり出血量があったのか先生にこれは大変だったね、と労をねぎらわれた。

 

MRIでの輪切りになった私のお腹に大きな5㎝の筋腫がどーんと映った画像。パチパチと動かしていくと他のところにもボコボコとたくさんの筋腫があるのが見えた。数を数えようかと思ったけれどとにかく沢山すぎてよくわからなかった。ま、画像の見方がよくわからないというのもあったけれど先生も特に数がどうのというような話はしてくれなかった。全部取るから特に数は問題ではないのだろう。

 

同伴した夫はというと筋腫よりも私の皮下脂肪の厚さに気を取られあまり筋腫を見ていないという。おいおいおい。。。まぁ、目が行きますよね。

私も気になったさ。なんかパソコンで予習した画像と違うなってさ・・。(笑)

 

大きめの5㎝の子宮筋腫は中が少し白っぽくなっており、これは鑑別が必要であると言われた。「カンベツ??」???私の頭の中は少年鑑別所の鑑別しか出てこなかった。鑑別って何ですか?と聞くと見分ける検査をするという事ですとの事。「肉腫の可能性もあるので念のため」「ほえ??肉腫の可能性もあるんですか?」驚く私に、

万が一程度でほぼ問題はないですが、リスク管理のための鑑別ですと先生は淡々と話を続ける。筋腫は通常黒くうつり、肉腫は白っぽくうつるらしい。

問題はほとんどないと思うけれど・・いう事だけれど気になっちゃうよね。

 

そして、鑑別が必要であるため、アブレーションはお勧めできないという事で手術が決定した。まさか、MEAへの揺らぎを無くすために鑑別必要だって言ってないよね‥とちょっと思いつつ。実際白っぽいし仕方なし。

 

腹腔鏡手術での子宮の摘出はおへそからカメラを入れて、おなかに2か所穴をあけて子宮を切り取る手術をし、膣から切り取った子宮を取り出すのだという。そして膣を縫い合わせて手術は完了となる。子宮の切除時に尿管を傷つけることがあると聞いていたのでそれを防ぐには子宮頸部を残すといいという事だったので、子宮頸部は残せるのか?と聞いてみた。

残せないことはない。時間も20分くらいしか変わらない。セックスの感度に関して、子宮頸部を残した方が満足度が高いのではないかとう論文もあるので、セックスライフを重視するなら残した方がいいのかもしれないが、腫瘍学的には子宮頸がんになった場合に子宮を摘出した後の子宮頸部の切り取りは難易度が高く、執刀医も経験がない。リスクが高いので頸部を残すのはあまり勧められないとのこと。残すならHPVウィルスの検査をした方がよいとの事。確かにね。

とりあえずの今回は簡単なお話、という感じで夫は同伴しなくてもよかった感じだった。わざわざ有給取ったの勿体なかったな。

 

夫はほぼ診察室では言葉を発することもなくただの空気になっていた。ま、彼にとっては通常運行である。

 

続いている出血を止めるのと、少しでも子宮筋腫が小さくするためにレルミナを服用をすることになった。とりあえず2か月分。薬局でびっくり仰天。高いとは聞いていたけれど、2か月分で1.5万円。ヒョエー。。。

今飲んでいるドロエチのシートが終わり次第、レルミナを服用することとなった。

さて、いよいよ手術に向けての準備が始まった。

 

そうそう、この時に下腹部だけでなく上腹部が痛いという相談もしており子宮筋腫からの放散痛である可能性は低いだろうとの事で、気になるなら先に胆嚢摘出の手術をしてしまっても大丈夫と言われる。なにぶん子宮の手術は半年先であるためその間に胆石発作が起きるかもしれないのだ。どれくらい空ければ大丈夫かと質問したところ、1か月空いてればいいんじゃない?とのこと。へーそんなもんなんだ。と思ったが、婦人科の6か月先とは大違いで外科ではあっという間の初診の20日後には胆嚢を摘出していた。外科、さすが仕事が早い。

 

気になる方は胆嚢摘出へどうぞ♪

 

次回は服用したレルミナについて書いてみようと思います。