父から毎月のように本を借りてくる。
子供の頃から家の壁は本で埋め尽くされて図書館のようであった。
読む本に困るような事は殆どない。
実家に帰れば読みたい本がごろごろしている。
そんな父から本を借りてきて最近、気がついた事がある。
この本を親父は読んでないのか?っと思う事がたびたびあった。
父はそれぐらい大切に本を読んでいる事に最近、気がついた。
折り目や汚れがまったくない。
というか読んだ痕跡がない。
そこに父の性格がでていると思う。
自分が読んだ後の本は汚れている。
電車の中、かばんの中で乱雑に扱い、読みました!という痕跡がしっかりと残っている。
その事に気がついた時にいけないと思った。
これは本だけの事ではない。
一つ一つの行動が乱雑である証拠である。
親が子供に教えるという事はこういう事かと、
・・・つくづく親父が偉大な存在である事に気付かされた。
まだまだですね。