
こんにちは、西木 治子です。私は長女で2個下に弟がいます。
小さい頃から、「しっかりしなきゃ」「ちゃんとしなきゃ」が当たり前の中生きてきました。
人に頼るのは苦手。弱音を吐くのも苦手。困っても、自分でなんとかしようとする。誰かに助けてもらうより、自分が無理して頑張ればいいと思っていました。
そんな生き方を続けているうちに、私はある「思い込み」を持つようになりました。
「認められない私は価値がない」
という思い込みです。
誰かに褒められると嬉しい。必要とされると安心する。結果を出せると、自分には存在価値がある気がする。
でも逆に、認められないと苦しい。期待に応えられないと苦しい。
だから私はいつもいつも頑張っていました。
もっと結果を出さなきゃ。もっと役に立たなきゃ。もっと必要とされなきゃ。
そうやって走り続けていました。
そして私は無理が祟って、35歳でパニック障害になりました。
今まで当たり前にできていたことが急にできなくなりました。
子育てや家事、掃除、買い物、外出。何もかもが突然難しくなりました。
その時、私が最初に思ったことは、
「私はもう終わった」
でした。
できないことだらけで役に立たないやん!家族にも迷惑をかけている。こんな私は生きている意味がないんじゃないか!
本気でそう思いました。
そしてもう一つ、強く感じていたことがあります。
「捨てられたくない」
という恐怖です。
できる私だから愛される。頑張る私だから必要とされる。
そう思っていたから、できなくなった自分には価値がないように感じていました。
パニックになって発作が出る中でも私は頑張ろうとしていました。
どうしたら元に戻れるんだろう。どうしたら前みたいに動けるんだろう。もっと我慢しなきゃ。もっと努力しなきゃ。
でもある時、気づいてしまいました。
「私はもう元の自分には戻れない。」
そして、もしかしたら戻らなくていいのかもしれない。そう思った時から、私は少しずつ手放し始めました。
仕事。人間関係。自分を苦しめる考え方。
そして何より、「認められたい」という気持ちを。
正直、怖かったです。頑張らなかったら嫌われるんじゃないか。結果を出さなかったら価値がなくなるんじゃないか。
誰からも必要とされなくなるんじゃないか。
そう思っていました。でも実際は違いました。
できない私を受け入れてくれる人がいました。助けてくれる人がいました。ただ一緒にいてくれる人がいました。
私は初めて知ったんです。
頑張らなくても離れていかない人がいることを。
そして、もっと不思議なことが起きました。
パニック障害になった年。
私は自分では何もできていないと思っていました。
でも年収は1000万円でした。
実は、頑張って走り続けていた年も1000万円。何もできないと思っていた年も1000万円。
私はそこで立ち止まりました。
「あれ?」
って。
頑張った年も1000万円。頑張れなかった年も1000万円。
じゃあ私は何のために、自分を追い込んでまで頑張っていたんだろう。
その時、気づきました。
私はお金が欲しかったわけじゃなかった。
本当に欲しかったのは、
「あなたには価値があるよ」
という証明だった。
お金を稼ぐこと、結果を出すことで人に必要とされることが、私は自分の価値を確認していたんです。
だから仕事が減ると不安になる。
予定が空くと焦る。休むことが怖い。何も生産していない自分に価値がない気がする。
でもそれは、お金の問題じゃありませんでした。
仕事の問題でもありませんでした。
私がずっと向き合わなければいけなかったのは、
「私は何もしなくても価値があるのか?」
という問いでした。
パニック障害はとっても苦しかった。できれば経験したくなかったです。
でも今振り返ると、
あの時間があったから気づけたことがあります。
何もできなくてもいいし、頑張れなくてもいい。人の役に立てなくてもいい。
それでも私は生きていていい。
それでも私には価値がある。
昔の私は、認められるために生きていました。
でも今は少し違います。
認められるために頑張る人生ではなく、自分で自分を認めながら生きる人生を選びたい。
まだまだ練習中です。
それでも以前より、ずっと楽になりました。
もし今、頑張り続けて苦しくなっている人がいたら伝えたい。あなたの価値は、売上でも、結果でも、誰かの評価でも決まりません。
何もできない日があっても、立ち止まる日があっても、あなたには、ちゃんと価値がありますよーー!
私はそれを、パニック障害から教えてもらいました^^
ハル