小学校に入ってから、
私はいよいよ“自分が周りと違う”という現実を
はっきりと突きつけられるようになった。
幼稚園の頃とは違い、
みんなはだんだん心が成長していく。
そのぶん、私への目線や反応も変わっていった。
無邪気で純粋な言葉をなにも考えずに口に出してしまうのだ。
ここから、いじめが本格的に始まった。
私は小学校2年生人の手を借りないと歩けなかった。
1人で歩けるようになったのは3年生の頃。
歩き方も話し方もみんなと違う。
ただそれだけで悪口を言われてしまう。
「気持ち悪い」「歩き方がおかしい」
「しゃべり方が変だ」「近寄るな」「死ね」
そんな言葉が、日常の一部だった。
一番つらかったのは、
歩き方や話し方を真似されること。
笑いながら、面白がるように。
そのたび胸が痛くて、毎日泣いていた。
“今日は何を言われるんだろう”
そう思いながら朝を迎える日々。
”本当は学校になんて行きたくない”
でもただ、我慢するしかなかった。
家族にも他人にも、自分がいじめられてることは言いたくなかった。
母が悲しむから。
そんな私の環境が変わったのは、小学校4年生のとき😌
新しい担任の先生が、
私と、私が受けていたいじめに真剣に向き合ってくれた。
私が嫌がっても、
私をいじめている子と隣の席にしたり、
クラスとの交流の時間を意図的に増やしたり。
つらかったけれど、
だんだんみんなの態度は変わっていった。
私を理解しようとしてくれる子が増え、
少しずつ受け入れられていくのを感じたのだ。
他のクラスからいじめられたときも、
友達が助けてくれた。
「一緒に遊ぼう」と声をかけてくれて、
休み時間も放課後も休日も、
誰かと笑いながら過ごせるようになった☺️
小学校の卒業までの2年間、
私は毎日笑って、学校へ行くのが楽しかった⟡.*
「ああ、これが“普通”なのかな」
もしそうなら、この日々がずっと続いてほしい——
心からそう思えた。
だからこそ、
中学校へ進むことが少し怖かった。
小学校で手に入れた“普通”が、
中学校でどう変わっていくのか——
この時の私はまだ何も知らなかった。

