青春の軌跡。 | haptics
- 東京S黄尾探偵団―Kの処刑場 (コバルト文庫)/響野 夏菜
- ¥540
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『東京S黄尾探偵団』著:響野夏菜
- 随分前に連載の終わったシリーズ物で、翠の背表紙と藤馬かおり氏による挿絵がキレー{/hikari_pink/}な推理小説&パロディ。
- 黄尾高校という特殊性の学校に通う男女7名年齢が、頭脳や特技、で身近に起こる軽犯罪&凶悪犯罪(概ね凶悪犯罪?)を解決して(大概犯人爆破?)いくというストーリー。
- 話のテンポや会話内容、切り返しなんかめちゃめちゃツボで、何回読んでも相当笑いのシーンが多いのですが、相反するかのように殺人事件内容が濃!
グロ重!といいますか、暗重!といいますか。
- 否、そういう作品だからスキなんですよ私は(笑
- 人には器があって、限界があって。
そんな中でも懸命に走ろうとしているのに、想像もしなかった角度で人に疎まれ、なじられ、踏みにじられる。
- 人は弱いから。全てに耐えられるほど、強く生きていけない。
- だけど、一人じゃなければ。
自分に出来ること、精一杯頑張って。自分に出来ないところは、誰かに助けてもらえばいい。そうやって、一人一人が繋がって「出来る」範囲が広がり、ずっとずっと強くなれる。
一人じゃない。
それは財産。かけがえのない。
- そうやって『始まった』彼らの歴史が、『卒業』と同時にひとつの区切りを迎えていく。けれど区切りは終わりではなく、新たな始まり。
強くなれた自分を信じて、また一歩、踏みだそう。
- 様々な年齢層の登場人物が、成長し、前に進んでいく。
いくつになっても、人は脆い。脆くて強くて、儚い。儚くて、尊い。
そんな繰り返しを積み重ねる、それは『青春』なのかな。
- 『青春』はそこにある。今日が終われば明日がやってくること、日はまた昇ること、それを知っている人の元には、必ず。
- そんな作品。グロ重ですが(笑

