フランクシナトラと聞いて何を思い浮かべるだろうか?50~60年代に発表されたMY WAY、夜のストレンジャーなんかは有名だがこのアルバムは4枚組BOX CDセットでデビューの1939年から1950年までの音源集だ。こんな素晴らしいアルバムがタワーレコードのSALE品コーナーワゴンで¥1680で買えた!最初のヒット曲ALL OR NOTHING AT ALLなんかも収録されている。お気に入りはBLUE SKIES(キムチキャッツでその内カバーしたい)数多くの映画にも出演し俳優でも有名なシナトラだったが自分的にはジャズシンガーシナトラのイメージが強い。この人が唄うと全てがスタンダードナンバーに聞こえる。50年代中期にロックンロールが全盛になっても自分のスタイルを変えずジャズを唄い続けている処がイイ。アメリカのTV番組で若きエルビスプレスリーと共演している映像を観た事があるがポピュラーミュージック史上10代~20代の女性達に絶叫され騒がれた歌手はシナトラの方が先で1956年からはシナトラからエルビスに世代交代と云った年であったと思う。若きシナトラは小柄でほっそりとした男前、容姿端麗、粋でダンディーな服装と身のこなしは伊達男そのものだ。イタリアンマフィアとの深厚があったのも事実だがそんな黒い陰もまたある意味大物の魅力だったりする。20世紀を代表するエンターティナーの一人として後世に伝えられる事だろう。。

