(ザ.スパニッシュ.バロウイン.ギター)のニューミニアルバムサンプル音源『Wanted Man』(6曲入り¥1575)が届いた。正式には3月リリースだがライブ会場などでは販売しているらしく近日入荷予定!早速聞いてみた処の感想、う~ん凄いっ!COOLでWILDとは彼等の為に有る言葉かもしれない。彼等の曲は当初ホッドロッドを題材にしたものが多かったが前作の『TEDS By G』より更に裾野を広げた世界観を感じた。ロカビリーは基よりブルース、ロック、パンク、カントリーなどの要素も随所に垣間見られ、これが現在進行形、則ち進化したロカビリーだと言えよう。文字通り解釈するならホゥローボディのギターを通称スパニッシュギターと云うがそれがBARROW'INする(吠える)サウンドである。因にBARROW'INとはヨッシーくんの作った造語らしい(某ラジオ番組インタビュー談)オールドGRETSCH#6120を抜群のギターテクニックで鳴らし、激しさの中に切なさを感じさせる味のあるボーカルのヨッシーくん、「日本一のロカビリーウッドベーシスト」と噂されるシゲルくん、ダイナミックにロックするドラムのイダくん。彼等のルックスがまた良い、リアルロッダー&バイカーのヨッシーくんはオールバックにテンガロンハット、ビンテージSCHOTTワンスターを引き締まった身体へ隙間なく彫られたTATOOに白いタンクトップの上からビシッと着込み、アイアンクロスが尻ポケットに施されたFATなジーンズをロールアップしてエンジニアブーツ、さりげなく付けてるシルバーアクセやスタッズベルトもセンスが良い。後期ブラックキャッツのレコーディングにも参加した経歴のあるシゲルくんは長髪にサングラス、黒のプリントTシャツの上からタイトなレザージャケット、ボトムスはルーズなジーンズ&ブーツ。イダくんはパーマヘアーで白Tシャツの上からチェック柄のウエスタンシャツを前開きで羽織りボトムスはブルージーンズにスニーカー。ヨッシーくんはかなりキメてるが他の二人はごく自然体である。このバランスがまた彼等トリオの魅力の一つなのかもしれない。2007年10月、旭川カジノドライブでライブを行った際、打ち上げでは音楽やバイク、車の話しも弾んだ。翌日はハップストアにも立ち寄りビンテージギターを試奏したり、レアな映像を楽しんだり最後はお約束のハーレーの前で記念撮影。僕が最初彼等と会う前に持った勝手なイメージは「平成のTHE BOTS」と形容し、それをヨッシーくんに伝えたがどう受け取ったのかは本人のみ知る処である。公式サイトもチェック! http://www.tsbg-city.com/index/index.html
