楽しいおうち | YUKAのおもちゃ箱

YUKAのおもちゃ箱

ダウン症があるために筋力が弱い子供の運動機能の発達を促す遊具、
知育に役立つ手作りおもちゃ、言葉や数を理解するためのオリジナル教材の作り方、成長記録などをご紹介しています。

有香は、はいはいができるようになってからも、じっとしていることが多かったです。
そのことを安藤先生にご相談すると、「動く楽しみがないからです!」と仰いました。
そこで、動く楽しみを与えるために、楽しいおうちを作りました。



有香はこのおうちが大好き。穴や扉がたくさんあるので、出たり入ったり自由自在。はいはいを楽しんでいます。
おうちがしっかり立つように四隅に金具を作りました。目立たないように同色の紙で貼ってあります。


最初通れなかったこの穴は床から6㎝のところにあります。それがいつしか、自由自在に。毎日の変化に驚きます。
あちこちの穴から声をかけてあげてください。「次はどこ?」と考えるようになります。予測してキョロキョロする姿もかわいいですよ。
右側に少し見えているのは滑り台です。穴からおうちの外に出てきたら滑り台でまたおうちの中に入ることもできます。
左側の鏡もお気に入り。よく見とれています。安全性を考えて自動車用の割れない鏡にしました。


広げると、屏風のようになります。こんな大きなものですが、たためるのでじゃまにはなりません。横にして床に置いていると有香が乗って遊んでいます。また車ならどこにでも持って行けます。


製作のポイント
丈夫にするためにダンボール2枚を張り合わせて1つの面にしています。全部で12面あるのでダンボールは24枚必要でした。じゃばらにたためるようにダンボールとダンボールの継ぎ目にあそび(よゆう)を持たせるのがポイントです。


詳しい作り方はこちら↓↓↓
HP【YUKAのおもちゃ箱】



有香は私たちが何かをしていると必ず寄って来て、ぴったりくっつき熱心に見ています。時々手を出して邪魔もします。最近はいろんなことに興味を持ち始めました。
カッターの歯を舐めているのに気づいた時は冷や汗がでました。皆さんも刃物には気をつけてくださいね。