≪2月18日≫
迎えに行くと、「一人で帰るピッピッピ！お母さんは先に家まで帰ってて！」と言いました。
その1週間ほど前にも「一人で帰る！」と言い、さっさと歩いて行ったことがありました。
≪2月19日・朝≫
有香が「今日はお友だちみたいに一人で帰る。お母さんは迎えに来ないで！」と言いました。なので、連絡帳に『一人で帰ると言っていますので、一人で帰してください。私は有香に気づかれないように後ろから見守ります。』と書きました。
下校時刻、校舎の影から見ていると、有香がさっさと歩いて校門を出て行きました。しかし、あちこちで親切な見守り隊の方に『お母さんが来るまで待っておきなさい！』と声をかけられ一人での下校は失敗に終わりました。予め、見守り隊の方々に『一人で下校の練習をします』と伝えておくべきだったと思いました。
≪2月20日≫
教頭先生が見守り隊の方々に『一人で下校の練習をします』という旨を伝えてくださいました。また、担任の先生も有香に気づかれないようにクラスメートに「有香ちゃんはこれから一人で帰る練習をするので応援してあげてね！」と伝えてくださったそうで、お友だち数人から「有香ちゃん一人で帰る練習するの！」と声をかけられました。
私は有香が帰る様子を影から見守りました。最後の角を通り過ぎるのを確認してから、急いで別の道を走って帰りましたが、有香が家に帰りつく前に、家の中にに入っておくことは出来ませんでした。道にいた私を見て有香が「どこに行っていたの？」と聞きました。私は「有香ちゃんはこっちから帰ってくるのかな？あっちから帰ってくるのかな？まだかなぁ～と思って、家の前を歩いて待っていたの。」と答えました。
付き添いなしでの初下校が出来ました。