GPIFって何？
株式なんて怖い怖い！
国債？国が破綻したらどうするの？
RIET？何それ？
他の国のことなんて解らない・・
海外旅行に行かないから為替は関係ないよね！
今時
このような事を言う人は
いないと思いますが、
一昔前の日本人はまさにこんな感じでした。
日本の金融教育制度は
本当にひどい制度です。
生きていく為に必要な
お金の教育について
完全に放置しているからです。
だから国に頼らず
皆さん1人1人が
お金のことや金融の仕組みについて
自ら学んで欲しいのです。
【みなさまの頭の片隅に】
GPIFとは「Government Pension Investment Fund」の略で、
日本の「年金積立金管理運用独立行政法人」のことです。
皆さんが毎月納めている
国民年金保険料や厚生年金保険料等、
これまでの総額160兆円を、
国内外の株式や債券等で資産運用しています。
つまり、
日本の国策として、
みなさんの毎月支払っている年金保険料を使い、
国内外の債券や株式等を買っている
と言うことなのです。
そしてその運用益を、
将来の年金原資に充てています。
【イメージ図】
イメージ図のように
GPIFがみなさんの毎月支払っている年金保険料を原資に、
積立金として運用し、
将来不足する年金原資の不足分を補っていきます。
要するに
この積立金の運用状況が、
将来私たちが受け取る年金額に大きな影響を与えます。
だから、
株式なんてこわいこわい！
国債？国が破綻したらどうするの？
RIET？何それ？
他の国のことなんて解らない・・
海外旅行に行かないから為替は関係ないよね！
なんて言っていると
「笑われる！」
のです。
じゃあ中身はどうなってるの？
【運用ポートフォリオ】
それがこの円グラフです！
少しぼやけていますので以下に列挙します。
その運用対象は、
公的年金という性質上、
長期的に安全かつ効率的な観点から、
2019年度3月末現在、
国内債券26.3％、
国内株式23.5％、
外国債券16.8％、
外国株式25.5％
短期資金7.9％
という基本ポートフォリオが組まれています。
運用環境改善の流れから、
近年はリスク運用（株式）の比率を
高める傾向にあるようです。
どうですか？
みなさんが毎月支払っている年金保険料が、
この様な形で運用されているのです。
ですから
みなさんはも間接的ではあるものの
知らず知らずの内に
株式や債券等の投資をしているわけです
ご理解頂けましたでしょうか？
じゃあ今どうなってるの？
【2001年度以降の累積収益】
現時点ではプラスです。
2001年市場運用開始以降～2019年度第2四半期までで、
トータル＋3.02％（年率）
＋67兆8,835億円(累積収益額)内、利子・配当収入は35兆6,393億円
運用資産額161兆7,622億円（2019年度第2四半期末現在）
となっています。
この様に、
みなさんが毎月支払っている年金保険料が、
政府主導の下、
将来みなさんが受け取るはずの
年金としてしっかり資産運用されています。
しかしながら
運用状況が良いにもかかわらず
将来受け取ることができる年金額は
年金保険料を支払う国民が減少することから
減額せざるを得ない状況です
この様に将来の年金不安や、
麻生財務大臣の老後2000万円不足発言がある中でも、
実は、GPIFと同じような資産運用が
個人でもできる方法があります。
それが
つみたてNISAやiDeCo、小規模企業共済
と言うことになるのです。
そして、みなさんが
GPIFって何？
株式なんてこわいこわい！
国債？国が破綻したらどうするの？
RIET？何それ？
他の国のことなんて解らない・・
海外旅行に行かないから為替は関係ないよね！
「今さらこんなこと言っていたら
笑われますよ！」
と言う状況にならない為に、
まずは、
将来本当に役に立つ
NISAやiDeCoの制度や運用方法を
習得されてみてはいかがでしょうか？
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😊 K.Blue
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