1人の王族の反乱
脱アラブ
脱セレブ
脱ネガティブ
お金の貯蓄術とその喜びをお届けする
ファイナンシャルプランナー兼相談員の
😊K.Blueです。
今日は
歴史に名を残す
世界の大金持ち
☞偉大な投資家について
お伝えします。
ポイントは長期視点と先見性です。
サウジ王族の一人であり以前は皇太子でもあった
アル＝ワリード・ビン・タラール（1955年3月7日-）
みなさんはアラブの王族と聞いて
何を想像しますか？
石油
大金持ち
紛争
シンドバット？
千夜一夜物語？
アラジン・・・・
彼は
仕事なんてしなくていい
何も考えなくても
毎日石油がバンバン出てくる
サウジアラビアの直系王族の1人です。
今ではサウジもソフトバンクや世界各国の企業と
提携しながら石油以外の産業構築に国を挙げて
取り組んでいますが、
アルワリード氏は
まさにそのファーストペンギン
であったと言えます。
彼の祖父は
サウジアラビアの初代国王
アブドゥルアズィーズ・イブン・サウードです。
そして、父は王位継承権を放棄してしまった
タラール王子、
母はモナ・アッ＝スルフ（父はレバノンの初代首相リヤード・
と言った具合で、正にサラブレッドの家系に
生まれました。
そして彼が注目されだしたのは
1980年代、彼が30代にかかったあたりからでした。
元々イスラムでは
お金に金利をつけることすら許されておらず、
金融というものに対する理解がほとんどない世界でした。
しかし、
アルワリードは若い時から石油の将来に疑問を抱き、
リヤド士官学校を出た後、
アメリカのメンロ大学
シラキュース大学に留学し
そこで金融や投資額に没頭しました。
そして帰国後、
その財力を活かして投資事業を始めました。
その投資理論は
アメリカで学んだ基礎的な投資理論と
彼の感性を掛け合わせたものです。
この彼の感性が今後の世界を確実に見ていたのです。
彼は石油とは全く無縁であると考えられていた
ＩＴテクノロジーに目をつけていました。
ご存知
ウォーレン・バフェットとは
真逆です！
1980年後半、
当時生まれたばかりの
マイクロソフトやアップル、
最近ではＴｗｉｔｔｅｒ等、
金融ではシティグループ等に
次々と投資し、あっと言う間に
主要株主になっていきました。
そのパフォーマンスはその後の株価を見れば一目瞭然で、
そして国家の社会資本整備事業にも目を向け
土地開発や不動産事業にも早くから名乗りを上げて
いました。
彼の現在の資産総額は
約250億ドル（2兆5000億円）と言われており、
アメリカ人（及びアメリカへの移民）以外で
最も成功した投資家であると言われています。
ただ、
近年はアルワリードへの風当たりは強く、
特に2015年にアルワリードが
当時大統領候補であったトランプにしたＴｗｉｔｔｅｒが
大問題となりました。
彼はトランプに対して自身のTwitterで、
イスラム教徒入国禁止発言をした
共和党のドナルド・トランプ大統領候補のアカウントに
アル：「おまえは共和党だけでなく全米の恥だ。
おまえの勝利はありえないから大統領選から撤退しろ」
と喧嘩を売るような発言をしたことで、
トランプからは
トラ：「大バカ王子」
と何回も罵声を浴びせられる形となり
2016年にトランプが大統領に就任し、
現サウジアラビアのムハンマド王太子との関係を
深めていく中で、アルワリードを敵視し出し、
（左サルマン国王、右ムハンマド王太子☞親子）
2017年11月には
ムハンマド王太子が指揮する「反汚職委員会」により
アルワリード王子等閣僚経験者が多数逮捕されています。
こわい話ですが
この裏にはトランプがサルマーン国王と組んで
ムハンマド王太子の体制に対する抵抗勢力を
潰すために逮捕されたと観測されています。
その後2018年には保釈され、
現在はまた精力的に活動し出しています、
https://diamond.jp/articles/-/
2017年12月には日本にも訪れ話題になりました。
サルマーン国王
飛行機のタラップは特注エレベーター
サルマーン国王
現在の天皇陛下もお出迎え
何だか王様の記事ばかりになりましたが・・・
やっぱり凄いのはこの人です！
と言うことで、３人の投資家をご紹介しまし。
ご存知の方もお買ったかと思いますが、
参考にしてください。
ここで
みなさんに質問です。
アラブの王族は
毎年みんなでサマーバカンスを取りますが、
滞在費やお土産などの費用で
一体いくらくらい使うと思いますか？
何と！
その額2000億円です！
総勢2000人くらいでの滞在なので、
滞在する町は大賑わい！
その夏だけでその町に2000億円の売り上げが上がる！
と言うわけですから
毎年いろんな町が名乗りを上げています。
ちなみに日本はどうかと言うと、
京都が名乗りを上げましたが・・・
「却下」されました。
理由はいくつもあるようですが、
1番の問題はセキュリティでした。
えっ？日本って安全じゃん！
と思うのは私だけではないと思いますが、
このセキュリティの問題の理由は何かと言うと、
宿泊費が安すぎる！
と言う理由でした。
彼らが泊まる宿の費用は
1泊数百万円くらいだそうですから
たかが10万や20万の宿泊費用では
自分の身は護れないと判断しているようです。
凄まじい感覚のギャップですね。
でも投資の世界には
この様な感覚の人が存在していると言うことを
肝に銘じておく必要があります。
要するに金にモノを言わせて
何をやってくるかわからないと言うことですね。
そもそも投資の源流はヨーロッパにあり、
それを理論と実践で確立してきたのがアメリカ、
そして石油産出国やシンガポール、日本等のように
資源が無い、もしくは将来その資源が枯渇する
と言った国々に拡がっているのでしょうね。
そして2000年以降
それに新たに加わる形で
事項大爆発を引き起こしているインドや
資本主義に目覚めた中国、
その他の新興国などがドンドン参入してきている。
だから資本市場の拡大は減速したり
逆戻りしたりすることはあるものの
長期間で見れば
一定の成長を遂げているのだと思われます。
今回の著名な投資家3人
ポイントは
長期投資
割安株投資
自分の感性
そして運
です。
この基本をしっかり押さえておけば
きっとみなさんも、
株式投資で大きな失敗を犯すことはなく
むしろ彼らのような世界の大富豪に
なるチャンスは大きく広がっています。
みなさんも
是非一度、
学んでみてください。👇
😊 K.Blue
FP事業部
代表ファイナンシャルプランナー 兼 相談員
ブルー・ストーン・ファイナンシャル・コンサルティング
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