※2018年6月16日、38週2日でお空に送った赤ちゃん、くぅちゃんの死産の記録です。思い出しながら書いてます。妊婦さんや辛いと思う方はご覧にならないようにご注意ください。



無事に一ヶ月検診も終わり、心は別として身体は問題なく元に戻ってきて、元々長男の転園も里帰り期間2ヶ月間だけの予定で7月末までの予定だったけど、ちょうど来年の長男のスクールの説明会もあり、予定よりも一週間早く大阪に帰ってきました。

ふと里帰り前に、マンションの駐車場から新生児を連れたママとパパが、ベビーバスやら沢山の荷物を抱えながら前を通りすぎて、「きっと里帰りから帰ってきたんだなー。あぁ、わたしもくぅちゃんが生まれて、帰ってくるときはこんな状態なんだなぁ。同じ歳ベビーのママさん、また会えるかなー」なんて思ってたことを思い出して、駐車場に着いた時にその映像が重なって。
出産して里帰りから帰ってきたのに、ベビーはおろかベビーバスも置いてきちゃったし。お腹だけ凹んで、ただ実家に帰ってただけみたいな状態になっちゃって。


一足一足が、前にここを通った時はお腹にくぅちゃんがいたのにな、、と思い出しては涙が出てきて。
お腹にくぅちゃんがいた時に通った場所は、同じ場所を通りすぎる度に、毎回同じことを思うんだろうなぁ。

とりあえず、マンションのママ友に会わないか、ドキドキしながら帰ってきたけど、誰にも会わずに家に帰れて変に安心して。


久々に帰ってきた我が家は、出掛けた時と変わりなく、少しホッとしました。
ベビーベッドやベビーカー、チャイルドシートは長男の時に使ってたものが全て使えるし、ベビーべッドも帰ってから組み立てようと思っていて何もしていなかったし、買ったのは長男のジュニアシートくらいで。あとは必要なときに揃えようと思っていたからベビーグッズを殆ど買っていなくて、ベビーグッズは準備してなかったから、少し気持ちが楽だった気がします。

でも、ひとつだけ産休に入る前に会社の同僚からいただいた使うことのないオムツバイクが、悲しかったかな。

でも、何も生活は変わらない、元の生活に戻っただけなんだ、元々3人で暮らしていてその家に3人で帰ってきただけなの。お腹が凹んでしまった、お腹のくぅちゃんが居なくなったことを除いては。そう自分に言い聞かせて。



「くぅちゃん、我が家に帰ってきたよ。これからはずっと見守っていてね。」

お骨になったくぅちゃんに語りかけて、お家での新しい生活を新しい自分とスタートさせました。