※38週2日でお空に送った赤ちゃんの、死産の記録です。妊婦さんや辛いと思う方はご覧にならないようにご注意ください。





「もう、赤ちゃんは助からないんですよね?」

わたしの問いに、先生はこう答える。
「少しでも脈があれば今すぐ緊急帝王切開をするんだけどね、、。でももう心臓が動いてないからね、、。」

助産師さんが悲しそうな顔でわたしを見つめる。


やっぱりもう、赤ちゃんは助からないんだ。。
まさか、、こんなことが。。
呆然として、涙を流す暇もなく、陣痛の痛みがやってくる。



何で、どうして?
何がいけなかったの?
もっと早く病院に来てればもしかして間に合ったの??
昨日まであんなに元気だったのに?



心の中ではいくら叫んでも、
言葉には出てこなかった。


続けて先生が言う。
「ただ、この出血量だと輸血も必要な可能性が高いし、早く赤ちゃんを取り出さないと今度は母体が危険になるから、総合病院に搬送することになります。あとご主人と、ご家族の方に連絡を。お姉さんを呼んできてもいいかな。」


知らせを受け、外で待っていた姉が泣きながら病室に入ってくる。
「もう、本当にどうにもならいの?」
「もう、どうしようもないんだって」
わたしが答える。


里帰りのため、離れてる旦那に電話。
数十分前には喜びいっぱいでそろそろかも!と連絡していたから、お酒も少し入って陽気な雰囲気。
「お、そろそろ?もう?まさか?」
嬉しそうな旦那ちゃんの声。


「ううん、違うねん。赤ちゃんの心臓、動いてなくて、、。もう助からないんだって。」


暫く沈黙の後、
「は?何で?うそやん?は?は?は?」
電話の向こう側で涙を流してるのがわかった。
「何で?何でなん?何があったん??何でなん?」


一番聞きたいのはわたし。
一番疑問に思ってるのはわたし。
そんなことわたしに言われても、もうどうしようもないんだよ。
もう、赤ちゃんは助からないんだよ!!
質問攻めの旦那ちゃんに、苛立ちさえ覚えた。

でも、あまりの取り乱し様の旦那ちゃんに、わたしは気丈に振る舞った。 

「もう、どうしようもないの。このままだとわたしの身体も危ないかもしれないから、このまま救急車で日赤病院に運ばれて、赤ちゃん出産するから。そうゆうことだから、また連絡できるようになったらするね。」


当たり前に元気で産まれてくると思っていた二人目の出産は、思いもよらない、悲しみいっぱいの出産となった。