こんにちは。

エイミーです。

 

 

クローバーエイミーの基本スペッククローバー

・都内某大手機械部品メーカー勤務

・社員数千人のあれこれを見ている人事

・採用~人材育成まで何でも屋

・2児の母

・会社員も副業も楽しむワーカホリックタイプ 

 

新生活が始まる、春。

 

桜の花が咲き、

日差しは明るく暖か。

 

誰もが新しいことを始めたくなる、

希望に満ちた季節。

 

そんな春は、

 

 

人事にとっては地獄なわけです。

 

 

新入社員が入社し、

年度初めで研修や人事制度上の発信が

一気に走り出す。

 

 

そんな状態なので、

丁寧に仕事する余裕なんてまるでなくて、

ミスありきで

 

さすがにこの時期はなかなか在宅勤務はできず、

残業時間もすごいことになって、

残業代だけで20万円超えました。。

(ブラックすぎる!)

 

 

そんな中、仕事はといえば

結構落ち込むことも多かったんです。

 

 

 

優秀でなければ価値がないと思っていた

 

そもそもは、

3月の人事考課フィードバックに

遡るんですが、

 

 

私、そこで、

「今期、めっちゃ成果出したね!」

という評価をいただいたんですキラキラ

 

これは素直にめちゃくちゃ嬉しい。

でも、一方で……

 

 

能力的には極めてフツー

(別に秀でているわけではない)

 

 

という、あくまで数値上の評価ではあるけど

そんな結果も突き付けられました。

 

 

 

これ、地味にショックで。

 

というのも、私は子供の頃から

 

 

有能、デキる人でありたい願望が

人一倍強かったから。

 

そういう人にずっと憧れていたし、

自分の在りたい人物像もずっと

そういう人をイメージしてきた。

 

だから、それに向かって頑張ってきたし、

過去には私は優秀社員という言われたこともあったから、

 

私ってデキるやつなんだ、ふふん。

 

みたいな自負も正直持ってました。

 

 

 

在りたい姿があるってとても

いいことだと思うし、

実際、私の行動の原動力にもなっていました。

 

 

でも、

 

デキる人間でありたいというのは、

裏返すと、そうでなければ存在価値はない

と自分に強く課していることでもあって。

 

 

このことが、私を長年苦しめてきたのも否めないのです。

 

 

分かったフリをしてしまうのも、

できないと言えないのも、

苦手なことも自分で頑張ろうとしちゃうのも

ダメな自分を過剰に責めてしまうのも

 

 

有能でない自分が許せないから。

 

そういう思い込みを抱えていたことで、

私は気が付かないうちに

相当な生きづらさを抱えてきたんだと思います。

 

 

 

で、すごい前置きが長くなりましたが、

 

4月は激務の中で自分のキャパの小ささを

否が応でも知ることになり、

 

 

あ、私ってマジでそんなに

デキる人間じゃなかったのかも。。

 



と本気で考えるようになりました。

 

 

それはそれはキツかったです。

ずっと自分は有能な人間を目指して、

そこに順調に向かっていたと思っていたところ

だったから。

 

でも本当は、

私ってそんな優秀じゃないかも…

と心のどこかで疑っていた節もあって、

だからこそ、それをいよいよ認めないと

いけないのが何よりキツかったのかも。

 

 

 

そんな感じで、自分に絶望したわけなんですが。

 

 

ちょうどGWに入ったので、私、

これまでのストレスを全部発散するかのように

遊びまくったんです。

 

そしたら、本当は有能じゃなかった自分に関して、

自然と「仕方ないよね、本当はそうだったんだもんね」

と受け入れられるようになりました。

 

 

 

受け入れられるようになったら、

すごーく生きやすくなりました。

 

 

 

分からないことは何でも聞いていい、

頭いい人を無理に演じなくていい、

叱責されようと気にならない。

 

 

取り繕ったり背伸びしようとしない

自然体な自分でいられることが

職場でも大事だったんだなと

今更ながら気づきました。

 

 

 

心身共に疲れ果てた4月だったけど、

大きな収穫を得ることができたのは

よかったなおねがい