うつ病と双極性障害の違いは? | きららの心理

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アダルトチルドレン専門カウンセラー
心の在り方について綴っています

おはようございます

 

連休が明けて 仕事が溜まっていて忙しさに疲れた人が多いかも知れませんね

お疲れ様ですクローバー

 

今朝のNHKで放送していたうつ病だと診断されて処方された薬を飲み続けてもなかなか治らない

本人もうつ病なのだろうかと不安があったりいつまでたっても治らない状態に不安を持つということで他の病院などへ行ってみて 初めてうつ病ではなく双極性障害であるとの診断を受けたというのを見ました

 

うつ病は気分の落ち込みや睡眠障害などのうつ特有の症状が2週間続くのであればうつ病と診断されます

 

誰でも辛いことや嫌なことがある時に落ち込んだり元気が出なくて気力ややる気がなくなる時があります

けれど3日や1週間くらいするといつの間にか元気を取り戻し いつも通りに生活が出来るという状態であればうつ病ではありません

一日中うつの症状があり2週間以上続く場合はうつ病を疑った方が良いのです

 

双極性障害はうつの症状と気分が高揚したり集中力が高まったりする状態を交互に繰り返します

うつ状態があってもその後 気分が良く気持ちの高揚が普段よりも増すことが特徴です

抑えらえない高揚となり 自分自身でコントロールが出来ないためにその反動でうつ状態が悪化するのです

その為にうつとは違う薬を飲む必要があります

なので双極性障害の方がうつ病で処方される薬だけを飲んでいてもなかなか症状が良くならないということが起こります

 

心療内科や精神科などでは薬の処方が多く あまり問診や多くの話しを医師が聞いてくれる病院は少ないように感じています

なので病院を選ぶのは非常に大切になってきます

良く話しを聴いてくれて不安を取り除いてくれる信頼出来る医師を探すのはなかなか難しいと言えます

薬ばかり出して話しをじっくりと聴いてくれない場合は他の病院を探すことも考えた方が良いかも知れません

 

うつ病も双極性障害も 自分の症状を良く知り 病気を受け入れたうえで 薬にだけ頼るのではなく 自分なりの対処の方法を身に着けていくことが大切なことです

 

また 周囲の家族や友人にも自分の状態がどうであるかを理解してもらう為には 今 どのような状態であるかを正直に伝えることが必要です

隠すことは逆に精神的に苦しくなり追い込まれてしまいます

そして話したことで離れていく人がいるのであれば それはそういう付き合いや存在の人でしかなかったのだと切り替えることも時には必要なことだとも思います

 

大切なのは 自分が治ることであって 他の人がどう思うかではありません

辛い気持ちというのは本人にしか本当のところは分からないのです

それでも一人で苦しまずに諦めずに良い医師や病院を探すことです

そして 臨床心理士や心理カウンセラーなどの存在も必要になってくるかと思います

 

心のことは 外科の完治という状態になるとは言えません

なので 自分を知ること 今の自分自身を受け入れることで 自分なりの対処の方法を探すことで苦しさを軽減することが必ず出来るのです