こんにちは！
東京の下町、谷根千（谷中・根津・千駄木）にて
前回、思い切って不妊治療のことを書きました
私にとってかなり勇気のいる内容でしたが、これが私の考え方です
からだの冷えをとる
からだの熱を下げる
気血の流れを循環させる
鍼灸師としてそのような治療ももちろんします
ただ、私は『どうしたら妊娠するか？』は考えていなんです
それよりも、
『赤ちゃんのタイミングが来るまでこの人は待てるかな？』の方が気になります
前提として、この人は必ず授かる
と信じて私は施術に入っているので、
授かるにはどこのツボを使えばいいか？
何が原因で不妊なのか？はまったくもって考えていません。
変な鍼灸師ですみませんけど・・・
だから問診時にこうお伝えするようにしています
『私は【不妊治療】はしません。
〇〇さんはもともと完璧で素晴らしいチカラを持って生きています。
ただ、今はたまたまバランスを崩しているだけです。そのバランスを元に戻すことで、結果的に妊娠するということなんです。私はからだ本来のチカラを発揮できるよう、気血水の凸凹を整える治療を行います』
特別に『妊娠させるための～』みたいなメソッドは無いんです。
その方その方でからだは違うので、治療は常にオーダーメイド
その日の体調もその都度違いますので、前回と同じ内容ということもありません
で、ですね
今回のブログで一番言いたいことは
根気とは【信じる愛】ということなんです。
これ本当にそうで・・・
根気って、『諦めない気持ち』ですよね
これって、もっと掘り下げていくと
信じる心なんだと思うんです
何かの結果を望んでも、なかなかスムーズに事が進まないとき…
あれ？間違えてるのかな？
この方法ではうまくいかないのかな？
私の何かが悪いのかな？
と、不安になってきますよね
それでその迷いや不安を解消するために、原因究明というダメなとこ探しが始まり・・・
あなたはネットで情報収集するわけです
～していないからかも！ ～が悪いのかも！
～しなきゃダメだ！と、自分の欠けたところへの注目が強くなり
良くなるために頑張りだします
◎（ほんとは食べたいけど）
お菓子やアイスをやめて野菜中心にする
◎（ほんとは冷たいもの飲みたいけど）
暖かいものを食べる
◎（ほんとはカフェオレ飲みたいけど）
白湯をたくさん飲む
◎（ほんとは早く出たいけど）
お風呂は長めに入る
◎（ほんとはスカート履きたいけど）
足を冷やさないためにパンツを履く
◎（ほんとはパンプス履きたいけど）ペタンコ靴
◎（ほんとは可愛い下着着たいけど）おへそまでスッポリ隠れる下着＋貼るカイロ
◎（ほんとはめんどくさいけど）毎晩ストレッチしてヨガに通う
などなど・・・
だけど、頑張れば頑張るほどなぜか辛さは増します
それはなぜでしょう？
自分の求めていることを無視して、
本やネットに書いてあることを信じ
不自由になったからですね
じつは頑張るという言葉の語源は、《我を張る》と言われていて
【私がなんとかしなくちゃ】という独りよがりな気持ちが含まれます
私が頑張らないとダメ、は思い込みです！
頑張り屋さんの敵は→罪悪感
本当は存在しない敵（罪悪感）と独り相撲をとるんですから
エネルギーの無駄づかいです
世間一般で言われている不妊の原因とか、私から言わせてもらえば
取ってつけ
『良くなるために』
やっていることは全部やめたほうがいい
『良くなるために』は『自分のカラダは悪い』と言っているようなものだから、
それよりやってほしいのは
自分がやっていて楽しいことや本能に従うこと
からだが温かいものを求めているから食べるとか、
早く寝たいから寝るのはとってもいいことです
自分のからだが求める声に従えば間違いありません
赤ちゃんが早く欲しい気持ちは十分わかります
だけど、そんなに焦らなくて大丈夫です
赤ちゃんは空の上からどのお母さんにしようかな～っといつも見ています
いざこの時！！というときに、ベストなタイミングで降りてくるんです
赤ちゃんのタイミングを信じ、
来るべきタイミングまで楽しみながら待ってみませんか？
何度も言いますが
あなたのからだは完璧です
何も悪いところなんて無いんです
自分のからだに備わっているベストな状態を維持しようとする働き、恒常性を信じてください
そして毎日こう呟くようにしてみてください
「私のからだは完璧です。
赤ちゃんはもうすぐそこまで来ています。
私はママになりました」
潜在意識は最後のセリフをよく聞いています
だから完了形でイメージを送ります
自分を信じて、待つことは【自愛】です
果報は寝て待て、ですよ
私からアドラー心理学や潜在意識を学びたい方は、いつでもご相談ください
ものの見方が変わるだけで、表情が変わり、言葉が変わり、まわりにいる人も変わり
あなたの人生をより豊かで穏やかな優しい世界に変えてくれます