2018年9月29日(土曜日)の読売新聞 『人生案内』に以下のように書いています。

 

夫と「会話」成立せず12年・・・

 

 

40代パート女性。10歳以上年上の夫とコミュニケーションがなくなりました。

夫とはだいぶ前から寝室が別になり、スキンシップもほとんどありません。一緒にいたくても、休みの日には自室にこもり、食事時にしか出てきません。会社のストレスもあり、一人になりたいのだろうと好きにさせています。

 

話しかけてもうっとうとしそうにされ、会話は続きません。上の子供たちは成人しましたが、下の子は中学生なので、会話くらいはと思いますが、「オレはよくやっている」と自分中心的な返事のみです。夫のことは好きですが、悩みを伝えても「オレが悪いのかよ」と逆ギレのような態度で、何も変わりません。こんな関係が12年以上続いています。

 

夫の母を10年も介護してみとった私への扱いにも納得できず、夫が財布のひもを握ることも不満です。離婚するべきか、我慢してついていくべきか、悩んでいます。(埼玉・K子)

 

人間関係、家族関係において 特に夫婦関係に関する悩みが途絶えません。全く血の繋がりの無い赤の他人同士が一緒に生活することは 大変なことだろうとこれは 結婚してから8年目になった私の率直的な感想です。

 

全ての人間関係をスムーズにする秘訣は 

1.     相手にプレゼントを渡すこと。

2.    「相手の関心に関心を持つ」演説家の鴨頭嘉人はこう言いました。

 

すべての問題は 一言にいえば 愛の問題です。自分の心の中に愛が無いのか、愛が足りないのか? 自分の愛が相手にうまく表現出来ないのか?これらの視点から見れば分かります。特に日本文化の中には 気遣いと言う所があります。言わずに相手に求められていることを察知してあげることは美徳だと思われています。言わば以心伝心です。

 

特には共働き、何人の子供を持つ夫婦は お互いに心と心との向き合う時間がありません。家事、子育て、仕事に忙しくて時間に追われている日々を送っています。お互いに労いの言葉をかけたり、家事から解放するため 家族で外食したり する時間を作ったら良いです。ある賢者はこう言っています。「基本なことは非常によく出来れば すべてのことは上手くなっていく」。当たり前の事に当たり前のように出来たら物事は上手くなっていくのです。

 

夫婦は 一緒に生活することが男女性別差の違い、性格の違い、知識・情報の違い、受けた教育・考え方の違い、金銭観・世界観の違いは 愛が無ければ 喧嘩や誤解に変えることもできるし、愛、関心、理解があれば お互いに補い合っていくものです。この投稿者の夫婦関係のお悩みは 日本社会では 普通にあります。これらの悩みが上手く解消し、退治できなければ 家庭内夫婦別居、夫婦セックスレス、浮気、離婚に発展してしまうのです。

 

夫婦関係がうまく出来ない家系は 大きな成功が出来ません。毎日 相手の事ばかりに悩まされて自分がやりたい事に集中出来ません。空回りの中で大切なエネルギーを無駄に浪費されてしまったからです。円満で幸せな夫婦関係は いつも会話が尽きなく笑い声が絶えません。

 

安全・安泰な仕事をこなして手に職を付け、一生に食べていける職人家系に生まれ育ち妻とは反して ビジネス分野で何かのリスクを背負って成功していく商売家計に生まれ育ち僕との結婚は 普段の考えがかみ合わなくて腹ただしい事ばかりです。私にとって自分の夫婦関係は完璧でなありません。もっと 幸せな家庭作りを目指すなら まず コミュニケーションを取ることから。