ローマ書5・3~5 私達は さらに、さまざまの問題や困難に直面した時も喜ぶことができます。それは 忍耐を学ぶのに役立つからです。忍耐によって、私達の人格は筋金入りにされ、ひいては神様への信頼を深められるのです。こうしてついに、私達の希望と信仰は、強く、何ものにも動じなくなるのです。そうなった時、どんなことが起ころうと失望落胆せず、また、万事が益であると分かります。

ヘブル書10・36
神様の約束されたものをそっくりいただきたいと願うなら、神様の御心を、忍耐強く実行しなければなりません。

ヤコブ書1・2?4 困難は 人を忍耐強くする。
愛する皆さん。あなた方の人生は、多くの困難と誘惑に満ちていますか。そうであれば、喜びなさい。行く道の険しさは、忍耐を養う良いチャンスとなるからです。忍耐力を十分に養いなさい。さまざまな問題が持ち上がった時、そこから逃げ出そうと、もがいてはいけません。忍耐力が十分身につけば、完全に成長した、どんなことにもビクともしない、ねがり強い性格の持ち主になれるでしょう。

ペトロI 5・6、10
もしあなた方、神様の力強い手の下で慎み深くしているなら、ちょうど良い時に、神様は高く引き上げてくださるでしょう。
キリスト様を通して、あふれるほど恵みを注いでくださる神様は、あなた方に、しばらくの苦しみのあとで、永遠の栄光を与えてくださるのです。神様がじきじきにあなたがたを力づけ、堅く立たせて、今まで以上に強めてくださいます。

ピンチは チャンスを思い変えられるのです。困難にぶつかる時に苦しく感じてすぐに諦めたくなることは 自分がそんな強くないから、痛みや不安や恐怖心に感化され、一刻とも早く脱出したいのです。

大好きなプロレスラー小橋健太さんは 相手にどんな技をかけられても すべてを受け止め、自分の膝が折れても、失神しても 立ち上がって青春の拳を握って綺麗な逆水平チョップを打ち続けられる光景があります。何と強い男ですよね。だから、ファンの皆さんにいつも勇気と力を与えました。腎臓摘出を行なってもリング復帰を果たしました。

成功者にとっては 失敗がありません。失敗は 成功に到達するまでの試練であり、訓練でもあります。一つ一つ小さな困難を越えれば、忍耐力を高められ、自信が増えていきます。このままに上手くいかなっかったら 角度や方法を変え、よく研究し、調べ、必ず 突破口を見つけ、成功に導かれていきます。植松 努さんもいかなる困難を乗り越え、無重力ロケットを開発できました。宇宙開発だけでなく、人々に夢に対する認識が広がりました。

英語では「no pain no gain」[no sweat no sweet]そのものです。何かを得ようとすれば 何かを投入しないといけません。これは 宇宙の法則です。困難や問題をものともせずにすべてを越えられ 解決できる気概も持てば新しい光景が広げてくるでしょう?まず、忍耐力を十分身に付け、耐え応えていこう。