インサイド・アウト(内から外へ)から問題解決方法を作り出す。
人生の問題3種類あります。
1.直接的にコントロール出来る(自分の状態と関係する)
2.間接的にコントロール出来る(他人の行動と関係している)
3.全くコントロール出来ない(誰も影響出来ない問題、過去の出来事など)

問題は 自分の外にあると考えるならば、その考え方自体が問題である。問題が起こったらまず人のせいにしたり、環境のせいにしたり、さらに先祖や親にせいにする人がいる。このような思考回路の人が大したことが出来ないと思う。もし、あらゆる問題が起きたら自分自身から問題原因を探究すればどうなるでしょう。対人関係が悪くなる場合 相手が90%の非があると言っても 自分の10%をまず注目し 自分の態度や姿勢を改めて 自分を反省したり 出来ない部分を改善していくべきである。

夫婦関係の話としたら 例えば、結婚生活に問題を抱えているとすれば、妻の欠点を延々と指摘することに何の意味があるだろうか。それは単に自分自身を責任がない無力な被害者に仕立てるだけであり、自らの行動する力を放棄しているに過ぎない。被害者意識であれば 自己哀憐に陥りがちになり、同情してもらいたい、助けてもらいたい 受動的な立場になるわけ。子供意識であり、大人ではない。

能動的で主体的な人にとって、愛は動詞である。愛は具体的な行動である。愛は行動によって具体化される価値観である。妻を正そうとすることや相手のことを批判することを辞めて、自らの欠点を取り除くことに働き掛けることである。素晴らしい夫になることに集中し、無条件に妻を愛し、支えるようにすることである。

自分の正しいパラダイムは 人と戦うな、それ自分と戦うのである。私達には 反応を選択する能力(responsibility)自分の人生をコントロールし、自分のあり方や人格そのものに集中することにより、自分の回りの状況に大きく作用を及ぼすことができる。

要するに人格主義者として常に成長を求め、正しいパラダイムを持って自分の主体性を最大限に発揮し、感情や環境や状況に左右されずに自分が原則に沿って目標達成に集中していけば必ず  自分自身を打ち勝ち、真の自由や成功を手に入れることを確信しています。あらゆる問題に対して 自分自身が原因であり 自ら積極的に責任を取る態度をすれば 問題が解決されるでしょう。