安心・安全な「心」の充電基地
えほんつかい☆tomoのcuore文庫です
おかえりなさい
※cuore(クオーレ)＝イタリア語で『心』を表します。
絵本専門士×息子のコラボ選書🌈✨
本日、書架から選ばれた絵本はこちら
『したきりすずめ』
石井桃子 再話
赤羽末吉 画
福音館書店
おぉ👀💡
昔話が選ばれた〜🙌🏻✨
と絵本を受け取って嬉しくなった
母です☺️
こちらは、私が昔話絵本の勉強で
入手した一冊。
息子達とは読んだことがなかったかも
知れません。
それでも、私の部屋に来ては書架から
絵本を出して何かしらを読む姿を見た
ときに次男が手にしていた記憶があり
ます。
『したきりすずめ』は、紙芝居や
お話のテレビなどにもよく取り上げられて
いるので、一般的によく知られた
昔話の一つかと思います。
おじいさんが可愛がっていたスズメが
おばあさんの洗濯糊を食べてしまい、
怒ったおばあさんがスズメの舌を
ハサミで切ってしまうと言う
衝撃から物語が始まります。
小さなスズメを可愛がる様子から、
おじいさんの優しさが分かるのですが、
おばあさんのしたことを代わりに
謝るところや他人に言い付けられた
ことに対して、一生懸命に取り組む
姿が描かれていておばあさんとの対称が
面白いなぁと感じます。
お話の展開としては、
優しく謙虚に振る舞うおじいさんには
幸運が訪れたことに対して、
意地悪に横柄に振る舞ったおばあさんには、
悲劇が起こると言う転末ですが、
この絵本の感想を息子はこんな風に綴っていました。
やったことは返ってくることを
改めて知った。(by次男氏)
すごいことを思ったのね〜👀💦
とちょっとビックリでしたが、
思えば、これは私が日頃息子達に言っていることでも
ありました🍀
2人で喧嘩しあってるときや
学校でお友達と何かあったとき、
事あるごとに伝えている
メッセージです。
誰かを批判すると自分も批判される
誰かを認めると自分も認められる
他人は自分の鏡であることを知っていると
無用に人と戦う必要がなく、
自分の心に向き合って解消の術を見つけられる
と私は思っているので
息子達には、
いつでも自分の本心を大切にして
何か起きた時に怒りの矛先を外に
向けるのでなく、自分と向き合って
しなやかに生きていって欲しい。
そう思っています☺️
絵本紹介からちょっと離れてしまいましたが💦
こちらの絵本は、なんと言っても絵が
とっても素敵です✨
毛筆で描かれたような線と、
コラージュを思わせる模様に
味があります。
また、おじいさん・おばあさんなどの
人間だけでなく動物達の表情も
とても豊かです。
これは、読み聴かせをしてもらって
絵をじっくり楽しみたい一冊だとも
感じます🌹
気になった方は、ぜひ実際に手に
取ってみてください🍀✨
今朝、家の前の林では鳥の
元気なさえずりが響いて
心地の良い朝でした🕊✨
自然の音楽🎵最高です🥰
最後まで読んでいただきありがとうございました
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