• 24/3/31 福永厩舎
  • 31日の中山競馬では行き脚がついて逃げる展開も、最後は後続馬に飲み込まれてしまい15着。「調教で跨った時は、しっかりリズムを刻めれば促してからスッと反応してグイグイといい脚を使ってくれていました。それでも競馬になるとどうしても周りの馬との兼ね合い、それこそキックバックの影響は出てくるでしょうから、そこは特に気をつけて乗りました。ゲートセンスは良くてスッと行き脚がつき、思っていた以上に楽に逃げることができました。道中のペースも悪くなくてこれならと思えましたが、最後は一気に来られてしまいましたね…。それでも、手応えの割には最後まで踏ん張ろうとしてくれましたし、その頑張りが次につながってほしいです。今日はいい結果を出せず申し訳ございませんでした」(小崎騎手)「調教だとある意味、自分たちの都合で形を作れるところはありますが、ジョッキーが言うようにいい動きができる馬です。それでも、砂を被った際のリアクションが良くなくてそこは注意が必要です。今日は幸いにも外枠だったので、例え逃げられなくても、砂を被りにくいポジションで運べればと作戦を練っていたところ、思っていたよりも楽に行かせてもらえましたね。途中で隊列が動いたとは言え、道中のペースからはかなり楽でしたから、そう思うともう少し頑張りたかったところです。それでも手応えを考えると粘っていました。今回はリズムを整えやすいように1800m戦を使いましたが、体型からはもう少し短めの方がいいかなと思える部分もあるので、良く考えて次へ向かっていきたいです。今日は良い走りをお見せできず申し訳ございませんでした」(福永師)ゲートの反応は良く、スムーズに行き脚が付いて楽に逃げることができました。道中のペースは落ち着き、キックバックを気にしやすい馬と考えても決して悪い形ではありませんでしたが、最後は脚が上がってしまいました。昇級後は苦戦を強いられていますが、調教の動きなどから脚力自体はある馬ですから、何とか浮上のキッカケを掴みたいところです。今後はレース後の状態を見てから判断します。

  • 《キャロットクラブより転載の許可を頂いています》

スタートも良く、気合いをつけてこれまで通り前に行く競馬を選択した訳ですが、終始つつかれる展開で勝負所からの流れには後続がきて促して先頭キープする対応となり、厳しい競馬となりましたね。砂の被らない外枠でうまく逃げることも出来たんですが、なかなか難しいものです。ただ、最後まで人馬共に一生懸命走っていましたし、よく頑張ったと思います。次走は距離短縮も検討されていますが、それはこれまでにすでにチャレンジしているところですし、福永調教師がどのように変化をつけしてくるかですね。どこかできっかけが掴めればいいのですが…。

今回は遠征もありましたし、まずは疲れを癒やしてもらえればと思います。お疲れさまでした。