こんにちは
昔、飼っていたワンちゃんのお話です
このワンちゃん
色々飼っていたワンちゃんの中でもとても賢く温厚な性格
な上、とても忠実な中堅ハチ公みたいなワンちゃんでした
その、めったに吠えないハチ公(と呼びます)くんが
時々誰もいないブロック塀に向かって激しく吠える事がある
昼まっから変なもの見えてるんかな?
と思って「変なものがいるの?」と、聞くと私の方を向いて
「キュ~ン」って鼻を鳴らしてから、また激しく塀の方へ
向いて吠える
宅急便や郵便配達の人が来てもちゃんと判断して
吠えたりしない、賢いハチ公君なので多分、昼まっから訪問
したよからぬものをおっ払ってたのかな?
ある時は、夜家の中で眠っていたハチ公君
急に勝手口を向いて唸り出す
「またいるの?」と聞くと私の顔を見て鼻を鳴らす
で、また勝手口を見て唸るのね~
賢いので夜は気を使って唸るだけ
ある時は、いつも懐いてるはずの兄に向かって
唸った事もあるのですが
後ろにいるものに唸っているような・・・
なんか連れて帰ってきてたのかな?
兄、ショック
ワンちゃんが誰もいない場所を吠えることってよく聞く話ですが
どのワンちゃんも反応するわけではなく
我が家では何匹か飼った中で、そのハチ公くんだけでした
とても良いワンちゃんだったのでいつも私達家族を目に見えない
よからぬ物から守ってくれていたのですかね
とても賢いハチ公君は、時々家から2キロほどはなれた
工場の番犬もしてもらっていました
刑務所から逃げ出した人が工場の近辺をうろついている
という注意がなされた時も、番犬をしてもらいました
その後のハチ公くん、たまたま阪神淡路大震災の前夜に
工場の番犬をしてもらっていたのです
そして、地震のその日から行方不明になってしまいました
鎖と首輪をつないでいた金具を引きちぎった後と
かなり暴れた跡がありました
とても賢いので必ず還ってくると思っていましたし
捜索もしたのですが
それっきり、還って来ることはありませんでした
騒然としていた中、何かの事故に巻き込まれてしまったのか
それともどこかで困っている誰かの番犬君になっているのか
とても印象に残るハチ公君でした
ちなみにですね、ハチ公君がいなくなって数年後
末っ子の弟が夜の12時ごろにバイクで帰ってきたところ
ハチ公君が吠えていたあの勝手口の内側から突如
手押し車を引いた青白い顔したお婆さんが出てきたそうです
ありえない所からのお婆さんの登場と、その余りにも恐ろしい
形相に、バイクをまたいだまま後ろへ必死で下がる
そこへ三男が帰ってきて必死でどこかへ走り去る末っ子君
を目撃したそうで
末っ子君、そこら辺を一周してすぐ戻ってきたそうです
事の真相を三男に話したのですが、末っ子君が出てきた
場所からのお婆さんの登場は無かったそうです
その末っ子君
最近はすっかりそういった現象に慣れてしまって
今では逆に
驚いて隠れる幽霊さんを捜しだしては
「見~つけた」
と言って脅かしてるそうです
末っ子君・・・
怖がりな幽霊さんはそっとしてあげましょう
それが親切というものです