こんにちは。
先日四月二日に会いに行ったおじさんの話です。
おじさんは、私たちの母のお姉さんの旦那さん。
婿入りで一緒になった方です。
そして母方の父、私にとってはおじいさんは、私が生まれる一年前に他界していました。
そんな私たちに、おじさんはいつも、いつ訪れても、
「おお~よう来たのう~」
と笑顔で迎えてくれていました。
優しくて、笑顔のとても素敵なおじさん。
おじさんといる時はいたずらっ子の弟もよい子になります。
おじさんは私たちの、お爺さん役をしていてくれたのかな~
おばあさんはいつでも食事を目の前にすると「ご馳走じゃのう~」と言うのが口癖です。
そんな広島の家は大好きでした。
さて、先日広島に行った時の話を書こうと思いつつ、今になってしまったのですが・・・
実家の父と母、そして妹とその子供、私たちで病院にお見舞いに行ったのですが、父と母はつい一週間前に行ったばかり。
私はというと、おじさんもおばさんも、結婚以来の再開です。
久しぶりに会い、私は少し困惑してしまいました。
確かにおじさんなのですが、面影を探すのに少し苦労したからです。
おじさんはいつもと変わらない優しい笑顔で私たちを迎えてくれます。
そしてすぐに握手です。
「よく来てくれた」と言っているかのように。
私は前日から鼻かぜを引いていて、まだ身体に力が無く、
そういった時には身体の弱っている方に触れないようにしているのですが・・・
今日は例外です。
しばらくして、近くに遊具が充実した公園を見つけ、子供たちを遊ばせに連れて行きました。
公園までの道端にある野花を次女が摘んで小さなブーケを作っていきます。
公園に着くと子供たちは大はしゃぎ。
とても気持ちの良い場所です。
天気もよく、沢山の子供たちが楽しそうに遊んでいます。
子供たちの楽しそうな笑い声を聞いているうちに、私の中にパワーが漲ってきました。
元気になったところで、タイミングよく妹が病院に戻ろうと言ったので戻ることに。
戻るとすぐ次女が、おじさんに野花のブーケを渡し、おじさんはとても喜んで鼻に近づけて花の香りを楽しんでいました。
そして私は少し迷ったのですが、後悔したくないのでおじさんの身体の悪い場所を聞いて、手を当てました。
私は元気な時限定なのですが、悪い所に手を当てるとよく気持ちが良いと言われるので、大好きなおじさんにもしてあげたいな~と思い・・・
人によってはアイロンを当てられているようにあつい・・・
でもすごく気持ちが良くて肩や腰が軽くなるとか疲れが取れる
と喜んでくださるので。
おじさんはしばらくして「あつい・・・」
そして「気持ちが良い」と・・・
私はさきほどの子供たちの笑い声をイメージしつつ手を当てていました。
しばらくして今度は手を握り、同じようにしてみる。
ふとおじさんの顔を見ると微笑を浮かべ、とても安らかに眠っている様でした。
右手に持った小さなブーケ胸にあてて。
あまりにも安らかなので、あれ?となり、「おじさん。」と呼ぶと、
目を開け「とても気持ちがいい・・ありがとう・・」
と。
おじさんは「会えてよかった。会えてよかった。」と言っておりました。
会えるとは思わなかったので「ビックリした」と。
そして別れの時、皆で握手をして別れるのですが、母が
「元気になって家に帰るんやで!!」と言っておりました。
でも私の中で「これがおじさんを見る最後になる・・・」と・・・感じていました。
病室を出る時、見たおじさんの顔はやさしい笑顔。
それから数日して、何気なくもう一人の妹に電話をかけると、おじさんの入院のことを知らなかったそうで。
会いに行きたそうにしていましたが、すぐには行けない様子。
早く行かないと間に合わないよ。と何気に話しておりました。
その夜、布団に入って「おじさんは、私に会いに枕元に立つのかなあ~」などと、考えているうちに、そのまま眠っていました。
その翌日の朝早く、母から
「おじさんは何の苦しみも無く安らかに逝かれました」との連絡が・・・
時刻は、私が布団に入っておじさんのことを思っていた時間帯だったそうです。
おじさんは本当に静かに逝ってしまいました。
明るくて、優しくて、子供を面白おかしくおちょくってみたりと、楽しいおじさん。
私はおじさんに出会えて本当に良かった~